10-04 経営戦略
令和4年度公開問題 問26
自社が保有していない技術やノウハウを,他社から短期間で補完するための手段として,適切なものはどれか。
- ア BPR
- イ アライアンス
- ウ インキュベーション
- エ ベンチマーキング
解答 イ
【頭の準備体操】
アライアンスは,企業同士の連携。M&A(企業の合弁・買収)とは異なり企業同士が協力関係を築くこと。
- ア Business Process Re-engineering。業務プロセスを抜本的に再構築すること。
- イ 正解
- ウ ベンチャー企業やスタートアップ企業を支援し,成長を促すこと。
- エ 競合他社や先進企業と比較して,自社の製品やサービスなどのパフォーマンスを分析すること。
令和2年度公開問題 問17
複数の企業が,研究開発を共同で行って新しい事業を展開したいと思っている。共同出資によって,新しい会社を組織する形態として,適切なものはどれか。
- ア M&A
- イ クロスライセンス
- ウ ジョイントベンチャ
- エ スピンオフ
解答 ウ
【頭の準備体操】
ジョイントベンチャは,合弁会社。企業同士が共同出資することで,新しい企業を設立すること。
- ア 企業の合弁・買収。
- イ 企業同士が互いに保有する特許や技術を相互に使用できるようにする契約。
- ウ 正解
- エ 企業が特定の部門を分離して,新会社として独立させること。
令和6年度公開問題 問5
ベンチャーキャピタルに関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア 新しい技術の獲得や,規模の経済性の追求などを目的に,他の企業と共同出資会社を設立する手法
- イ 株式売却による利益獲得などを目的に,新しい製品やサービスを武器に市場に参入しようとする企業に対して出資などを行う企業
- ウ 新サービスや技術革新などの創出を目的に,国や学術機関,他の企業など外部の組織と共創関係を結び,積極的に技術や資源を交換し,自社に取り込む手法
- エ 特定された課題の解決を目的に,一定の期間を定めて企業内に立ち上げられ,構成員を関連部門から招集し,目的が達成された時点で解散する組織
解答 イ
【頭の準備体操】
ベンチャーキャピタル(Venture Capital:VC)は,ベンチャー企業やスタートアップ企業に対して出資してリターンを狙う投資会社。
- ア ジョイントベンチャ
- イ ベンチャーキャピタル(正解)
- ウ オープンイノベーション
- エ プロジェクト組織
令和5年度公開問題 問28
AIを開発するベンチャー企業のA社が,資金調達を目的に,金融商品取引所に初めて上場することになった。このように,企業の未公開の株式を,新たに公開することを表す用語として,最も適切なものはどれか。
解答 ア
【頭の準備体操】
IPO(Initial Public Offering:新規公開株式)は,企業が未公開の株式を新たに公開することで,一般の投資家から資金を調達すること。
- ア 正解
- イ Leveraged Buyout。M&Aの手法のひとつ。買収者が買収対象企業の資産や将来のキャッシュフローを担保に,買収資金の一部を調達すること。
- ウ Take Over Bid:株式公開買付け。M&Aの手法のひとつ。買収者が買収対象企業の株式の価格と買付け期間などを公告し,不特定多数の株主から株式を買い付けること。
- エ Venture Capital:VC。ベンチャー企業やスタートアップ企業に対して出資してリターンを狙う投資会社。