10-01 第四次産業革命とビッグデータ
令和3年度公開問題 問19
ビッグデータの分析に関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア 大量のデータから未知の状況を予測するためには,統計学的な分析手法に加え, 機械学習を用いた分析も有効である。
- イ テキストデータ以外の,動画や画像,音声データは,分析の対象として扱うことができない。
- ウ 電子掲示板のコメントやSNSのメッセージ,Webサイトの検索履歴など,人間の発信する情報だけが,人間の行動を分析することに用いられる。
- エ ログの書き込みのような,分析されることを前提としていないデータについては,分析の目的にかかわらず,対象から除外する。
解答 ア
【頭の準備体操】
ビッグデータは,従来のデータベース管理システムでは保管・解析が難しいような膨大なデータ群。
(ビッグデータの特徴)
・データ量が膨大。
・データの種類が多様。
・データの発生頻度・更新頻度が速い。
- ア 正解
- イ テキストデータ以外の,動画や画像,音声データも分析対象として扱うことができる。
- ウ 人間の発信する情報だけでなく,IoTのセンサの情報なども人間の行動を分析することに用いられる。
- エ ログの書き込みのような,分析されることを前提としていないデータについても,分析の目的によっては対象となる。
令和6年度公開問題 問26
データサイエンティストの役割に関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア 機械学習や統計などの手法を用いてビッグデータを解析することによって,ビジネスに活用するための新たな知見を獲得する。
- イ 企業が保有する膨大なデータを高速に検索できるように,パフォーマンスの高いデータベースを運用するためのシステム基盤を構築する。
- ウ 企業における情報システムに関するリスクを評価するために,現場でのデータの取扱いや管理についての実態を調査する。
- エ 企業や組織における安全な情報システムの企画,設計,開発,運用を,サイバーセキュリティに関する専門的な知識や技能を活用して支援する。
解答 ア
【頭の準備体操】
データサイエンティストは,大量のデータを数学・統計的に処理・分析することで,新たな価値を生み出す専門家。