8-8 システム監査

令和5年度公開問題  問37

システム監査人の行動規範に関して,次の記述中のa, bに入れる字句の適切な組合せはどれか。

システム監査人は,監査対象となる組織と同一の指揮命令系統に属していないなど,【 a 】上の独立性が確保されている必要がある。また,システム監査人は【 b 】立場で公正な判断を行うという精神的な態度が求められる。

解答 ア

【頭の準備体操】
システム監査人は,独立的な立場かつ客観的な立場で公平に評価する。

令和3年度公開問題  問55

有料のメールサービスを提供している企業において,メールサービスに関する開発・設備投資の費用対効果の効率性を対象にしてシステム監査を実施するとき,システム監査人が所属している組織として,最も適切なものはどれか。

解答 ア

【頭の準備体操】
システム監査人は,独立的な立場かつ客観的な立場で公平に評価する。

「メールサービスに関する開発・設備投資の費用対効果の効率性を対象」とするシステム監査なので,メールシステム及びメールサービスに関係する企画部門・開発部門・運用部門は,独立的な立場かつ客観的な立場で公平に評価できない。

令和2年度公開問題  問48

委託に基づき他社のシステム監査を実施するとき,システム監査人の行動として,適切なものはどれか。

解答 エ

【頭の準備体操】
システム監査人は,独立的な立場かつ客観的な立場で公平に評価する。
システム監査の結論は,十分かつ適切な監査証拠を基に判断する。

令和6年度公開問題  問42

システム監査人の役割として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。

解答 イ

【頭の準備体操】
システム監査人は,監査計画を立案し,予備調査,本調査,評価・結論の順に実施する。

令和4年度公開問題  問53

a~dのうち,システム監査人が,合理的な評価・結論を得るために予備調査や本調査のときに利用する調査手段に関する記述として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。

解答 エ

【頭の準備体操】
システム監査人は,監査計画を立案し,予備調査,本調査,評価・結論の順に実施する。
調査手段には,「資料や文書の閲覧」,「ヒアリング」,「コンピュータを利用した監査技法の活用」などがある。