8-6 タイムマネジメント

令和2年度公開問題  問55

図の工程の最短所要日数数及び最長所要日数は何時間か。

解答 エ

【頭の準備体操】
クリティカルパスは,全ての経路の中で最も日数を要する経路。

まずは,最短所要日数を求める。


作業Aは30日,作業Bは50日,作業Cは70日。
A → B:0+30+50=80日(クリティカルパス)
C:70日
最短所要日数は,80日。

次に,最長所要日数を求める。


作業Aは35日,作業Bは60日,作業Cは100日。
A → B:0+35+60=95日
C:100日(クリティカルパス)
最長所要日数は,100日。

令和5年度公開問題  問41

次のアローダイアグラムに基づき作業を行った結果,作業Dが2日遅延し,作業Fが3日前倒しで完了した。作業全体の所要日数数は予定と比べてどれくらい変化したか。

解答 ウ

【頭の準備体操】
クリティカルパスは,全ての経路の中で最も日数を要する経路。

まずは,予定の所要日数を求める。

A → C → F:0+2+4+5=11日(クリティカルパス)
B → D → F:0+3+1+5=9日
B → E → G:0+3+1+5=9日
予定の所要日数は,11日。

次に,実績の所要日数を求める。

作業Dは3日,作業Fは2日。
A → C → F:0+2+4+2=8日
B → D → F:0+3+3+2=8日
B → E → G:0+3+1+5=9日(クリティカルパス)
実績の所要日数は9日

よって,2日前倒し。