8-4 ソフトウェア開発手法
令和6年度公開問題 問47
ソフトウェアの開発におけるDevOpsに関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア 開発側が重要な機能のプロトタイプを作成し,顧客とともにその性能を実測して妥当性を評価する。
- イ 開発側では,開発の各工程でその工程の完了を判断した上で次工程に進み,総合テストで利用者が参加して操作性の確認を実施した後に運用側に引き渡す。
- ウ 開発側と運用側が密接に連携し,自動化ツールなどを活用して機能の導入や更新などを迅速に進める。
- エ システム開発において,機能の拡張を図るために,固定された短期間のサイクルを繰り返しながらプログラムを順次追加する。
解答 ウ
【頭の準備体操】
DevOpsは,開発部門と運用部門が協力しながらシステムの改善を進めようという考え方。
- ア プロトタイピングモデル
- イ ウォータフォールモデル
- ウ 正解
- エ アジャイル開発
令和5年度公開問題 問40
ソフトウェア開発におけるDevOpsに関する記述として,最も適切なものはどれ か。
- ア 運用側で利用する画面のイメージを明確にするために,開発側が要件定義段階でプロトタイプを作成する。
- イ 開発側が,設計・開発・テストの工程を順に実施して,システムに必要な全ての機能及び品質を揃えてから運用側に引き渡す。
- ウ 開発側と運用側が密接に連携し,自動化ツールなどを取り入れることによって,仕様変更要求などに対して迅速かつ柔軟に対応する。
- エ 一つのプログラムを2人の開発者が共同で開発することによって,生産性と信頼性を向上させる。
解答 ウ
【頭の準備体操】
DevOpsは,開発部門と運用部門が協力しながらシステムの改善を進めようという考え方。
- ア プロトタイピングモデル
- イ ウォータフォールモデル
- ウ 正解
- エ ペアプログラミング
令和4年度公開問題 問42
システムの開発側と運用側がお互いに連携し合い,運用や本番移行を自動化する仕組みなどを積極的に取り入れ,新機能をリリースしてサービスの改善を行う取組を表す用語として,最も適切なものはどれか。
- ア DevOps
- イ RAD
- ウ オブジェクト指向開発
- エ テスト駆動開発
解答 ア
【頭の準備体操】
DevOpsは,開発部門と運用部門が協力しながらシステムの改善を進めようという考え方。
- ア 正解
- イ Rapid Application
Development:高速アプリケーション開発。システム開発の初期段階でGUIなどによる開発支援ツールを使用してプロトタイプを作成し,アジャイル手法を活用して利用者のフィードバックを積極的に取り入れながら開発期間を短縮する手法。
- ウ 現実世界のモノを,「データ」と「手続き」を一体化したオブジェクトとしてモデル化する開発手法。
- エ プログラムを書く前にテストケースを作成すること。
令和2年度公開問題 問46
開発担当者と運用担当者がお互いに協調し合い,バージョン管理や本番移行に関する自動化のツールなどを積極的に取り入れることによって,仕様変更要求などに対して迅速かつ柔軟に対応できるようにする取組を表す用語として,最も適切なも
のはどれか。
- ア DevOps
- イ WBS
- ウ プロトタイピング
- エ ペアプログラミング
解答 ア
【頭の準備体操】
DevOpsは,開発部門と運用部門が協力しながらシステムの改善を進めようという考え方。
- ア 正解
- イ Work Breakdown Structure。プロジェクトで実施すべき全ての成果物や作業を洗い出し,階層構造に分割・整理した構成図。
- ウ システム開発の初期段階から試作品を作成して,利用者の確認を得ながら進めていく開発手法。
- エ 2人1組となってプログラミングすること。
令和5年度公開問題 問39
運用中のソフトウェアの仕様書がないので,ソースコードを解析してプログラムの仕様書を作成した。この手法を何というか。
- ア コードレビュー
- イ デザインレビュー
- ウ リバースエンジニアリング
- エ リファクタリング
解答 ウ
【頭の準備体操】
リバースエンジニアリングは,既存のプログラムを解析して,そのプログラムの仕様書を導き出すこと。
- ア システム開発の実装段階で,ソースコードなどを評価することで問題点や改善点を見つけること。
- イ システム開発の設計段階で,仕様書などを評価することで問題点や改善点を見つけること。 ⇒ 手戻り工数の削減を図る。
- ウ 正解
- エ 外部から見たプログラムの動作を変更せずに,内部構造を改善すること。
令和2年度公開問題 問51
リバースエンジニアリングで実施する作業として,最も適切なものはどれか。
- ア 開発中のソフトウェアに対する変更要求などに柔軟に対応するために,短い期間の開発を繰り返す。
- イ 試作品のソフトウェアを作成して,利用者による評価をフィードバックして開発する。
- ウ ソフトウェア開発において,上流から下流までを順番に実施する。
- エ プログラムを解析することで,ソフトウェアの仕様を調査して設計情報を抽出する。
解答 エ
【頭の準備体操】
リバースエンジニアリングは,既存のプログラムを解析して,そのプログラムの仕様書を導き出すこと。
- ア アジャイル開発
- イ プロトタイピングモデル
- ウ ウォータフォールモデル
- エ 正解