暗号化方式の特徴について記した表において,表中のa~dに入れる字句の適切な組合せはどれか。
解答 ウ
【頭の準備体操】
共通鍵暗号方式は,暗号化鍵と復号鍵は同じ共通鍵。鍵の安全な配布は容易。暗号化/復号の処理時間は速い。
公開鍵暗号方式は,暗号化鍵は受信者の公開鍵,復号鍵は受信者の秘密鍵。鍵の安全な配布は難しい。暗号化/復号の処理時間は遅い。
公開鍵暗号方式で使用する鍵に関する次の記述中のa, bに入れる字句の適切な組合せはどれか。
それぞれ公開鍵と秘密鍵をもつA社とB社で情報を送受信するとき,他者に通信を傍受されても内容を知られないように,情報を暗号化して送信することにした。
A社からB社に情報を送信する場合,A社は【 a 】を使って暗号化した情報をB 社に送信する。B社はA社から受信した情報を【 b 】で復号して情報を取り出す。
解答 エ
【頭の準備体操】
公開鍵暗号方式は,暗号化鍵は受信者の公開鍵,復号鍵は受信者の秘密鍵。
暗号化鍵 ⇒ 受信者(B社)の公開鍵
復号鍵 ⇒ 受信者(B社)の秘密鍵
loTデバイス群とそれを管理するIoTサーバで構成されるIoTシステムがある。全てのIoTデバイスは同一の鍵を用いて通信の暗号化を行い,IoTサーバではIoTデバイスがもつ鍵とは異なる鍵で通信の復号を行うとき,この暗号技術はどれか。
解答 イ
【頭の準備体操】
公開鍵暗号方式は,暗号化鍵は受信者の公開鍵,復号鍵は受信者の秘密鍵。
全てのIoTデバイスは同一の鍵を用いて通信の暗号化 ⇒ 受信者(IoTサーバ)の公開鍵
IoTサーバではIoTデバイスがもつ鍵とは異なる鍵で通信の復号 ⇒ 受信者(IoTサーバ)の秘密鍵