4-2 無線LAN
令和6年度公開問題 問70
ESSIDをステルス化することによって得られる効果として,適切なものはどれか。
- ア アクセスポイントと端末間の通信を暗号化できる。
- イ アクセスポイントに接続してくる端末を認証できる。
- ウ アクセスポイントへの不正接続リスクを低減できる。
- エ アクセスポイントを介さず,端末同士で直接通信できる。
解答 ウ
ESSIDは,無線ネットワークの識別子。接続するアクセスポイントの選択に用いられる。
ESSIDのステルス化は,ESSIDの通知を停止することで,アクセスポイントの存在を隠す機能(アクセス可能なESSIDの一覧には表示されなくなる)。 ⇒ アクセスポイントへの不正接続リスクを低減できる。
令和4年度公開問題 問68
無線LANルータにおいて,外部から持ち込まれた端末用に設けられた,“ゲストポート”や“ゲストSSID”などと呼ばれる機能によって実現できることの説明として, 適切なものはどれか。
- ア 端末から内部ネットワークには接続をさせず,インターネットにだけ接続する。
- イ 端末がマルウェアに感染していないかどうかを検査し,安全が確認された端末だけを接続する。
- ウ 端末と無線LANルータのボタン操作だけで,端末から無線LANルータへの接続設定ができる。
- エ 端末のSSIDの設定欄を空欄にしておけば,SSIDが分からなくても無線LANルータに接続できる。
解答 ア
“ゲストポート”や“ゲストSSID”はゲスト(組織外の人)が使用するので,ゲストが接続した端末から内部ネットワークには接続をさせず,インターネットにだけ接続させる機能。
- ア 正確
- イ 検疫ネットワークの機能
- ウ WPS(Wi-Fi Protected Setup)の機能。バッファロー社の製品ではAOSSと呼ばれている。
- エ ANY接続の機能