3-5 IoTと組込みシステム
令和2年度公開問題 問14
ウェアラブルデバイスを用いている事例として,最も適切なものはどれか。
- ア PCやタブレット端末を利用して,ネットワーク経由で医師の診療を受ける。
- イ スマートウォッチで血圧や体温などの測定データを取得し,異常を早期に検知する。
- ウ 複数の病院のカルテを電子化したデータをクラウドサーバで管理し,データの共有を行う。
- エ ベッドに人感センサを設置し,一定期間センサに反応がない場合に通知を行う。
解答 イ
ウェアラブルデバイスは,身に着けることができるデバイス。スマートウォッチなど。
- ア 遠隔医療の事例
- イ 正解
- ウ クラウドサービスの事例
- エ IoTの事例
令和5年度公開問題 問98
IoT機器であるスマートメーターに関する記述として,適切なものはどれか。
- ア カーナビゲーションシステムやゲームコントローラーに内蔵されて,速度がどれだけ変化したかを計測する。
- イ 住宅などに設置され,電気やガスなどの使用量を自動的に計測し,携帯電話回線などを利用して供給事業者にそのデータを送信する。
- ウ スマートフォンやモバイルPCなどのモバイル情報端末に保存しているデータを,ネットワークを介して遠隔地から消去する。
- エ 歩数を数えるとともに,GPS機能などによって,歩行経路を把握したり,歩行速度や道のアップダウンを検知して消費エネルギーを計算したりする。
解答 イ
スマートメーターは,電力の検針業務の自動化や,電力の使用状況を見える化するため電力量計。
- ア 加速度センサー
- イ 正解
- ウ MDM(Mobile Device Management)
- エ 活動量計
令和4年度公開問題 問80
自動車などの移動体に搭載されたセンサや表示機器を通信システムや情報システムと連動させて,運転者へ様々な情報をリアルタイムに提供することを可能にするものはどれか。
- ア アクチュエータ
- イ キャリアアグリゲーション
- ウ スマートメータ
- エ テレマティクス
解答 エ
テレマックスは,車両の位置情報や状態を,通信システムや情報システムと連携してリアルタイムに提供する技術。
- ア アクチュエータは,電気信号を機械的な動きに変換するデバイス。
- イ 複数の異なる周波数帯の電波を束ねて通信を行うことで,通信の品質を向上させる無線通信技術。
- ウ 電力の検針業務の自動化や使用状況を見える化するため電力量計。
- エ 正解
令和3年度公開問題 問6
インターネットに接続できる機能が搭載されており,車載センサで計測した情報をサーバへ送信し,そのサーバから運転に関する情報のフィードバックを受けて運転の支援などに活用することができる自動車を表す用語として,最も適切なものはどれか。
- ア カーシェアリング
- イ カーナビゲーションシステム
- ウ コネクテッドカー
- エ 電気自動車
解答 ウ
コネクテッドカーは,インターネットへの常時接続機能を装備した自動車。
- ア 特定の自動車を会員間で共有し利用すること。
- イ GPSを利用して,目的地までのルートを案内するシステム。
- ウ 正解
- エ ガソリンではなく電気で動く自動車。
令和5年度公開問題 問19
住宅地に設置してある飲料の自動販売機に組み込まれた通信機器と,遠隔で自動販売機を監視しているコンピュータが,ネットワークを介してデータを送受信することによって在庫管理を実現するような仕組みがある。このように,機械同士がネットワークを介して互いに情報をやり取りすることによって,自律的に高度な制御や動作を行う仕組みはどれか。
解答 ウ
M2M(Machine to Machine)は,機械同士がネットワークを介して互いに情報をやり取りすること。
- ア Management of Technology:技術経営。企業が高度な技術を戦略的に活用して事業利益を獲得する経営管理手法。
- イ Material Requirements Planning System。資材所要量計画。生産計画を基に,資材の必要数を計算して購入時期を決めるシステム。
- ウ 正解
- エ Online to Offline。消費者を,オンラインからオフライン(実店舗)へ促すこと。