2-1 ソフトウェア
令和6年度公開問題 問80
OSS (Open Source Software)に関する記述として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
- a OSSを利用して作成したソフトウェアを販売することができる。
- b ソースコードが公開されたソフトウェアは全てOSSである。
- c 著作権が放棄されているソフトウェアである。
解答 ア
OSSは,ソースコードが公開され,誰でも自由に利用,改変,再配布が可能なソフトウェア。ただし,著作権は放棄していない。
- a 〇。機能や保守サポートなどを追加して有償で販売することもできる(無償にしてもよい)。
- b ×。教育目的などで,ソースコードが公開されたソフトウェアもある。
- c ×。著作権が放棄されていないソフトウェアである。
令和5年度公開問題 問82
OSS (Open Source Software)に関する記述a~cのうち,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
- a ソースコードに手を加えて再配布することができる。
- b ソースコードの入手は無償だが,有償の保守サポートを受けなければならない。
- c 著作権が放棄されており,無断で利用することができる。
解答 ア
OSSは,ソースコードが公開され,誰でも自由に利用,改変,再配布が可能なソフトウェア。ただし,著作権は放棄していない。
- a 〇。ソースコードに手を加えて再配布することができる。
- b ×。保守サポートは無償・有償の制限はない。
- c ×。著作権は放棄されていない。
令和3年度公開問題 問78
OSS(Open Source Software)に関する記述として,適切なものはどれか。
- ア ソースコードを公開しているソフトウェアは,全てOSSである。
- イ 著作権が放棄されており,誰でも自由に利用可能である。
- ウ どのソフトウェアも,個人が無償で開発している。
- エ 利用に当たり,有償サポートが提供される製品がある。
解答 エ
OSSは,ソースコードが公開され,誰でも自由に利用,改変,再配布が可能なソフトウェア。ただし,著作権は放棄していない。
- ア 教育目的などで,ソースコードが公開されたソフトウェアもある。
- イ 著作権は放棄されていない。
- ウ 機能や保守サポートなどを追加して有償で販売することもできる。
- エ 利用に当たり,有償サポートが提供される製品がある。(正解)
令和2年度公開問題 問96
OSS(Open Source Software)に関する記述として,適切なものはどれか。
- ア 製品によっては,企業の社員が業務として開発に参加している。
- イ ソースコードだけが公開されており,実行形式での配布は禁じられている。
- ウ どの製品も,ISOで定められたオープンソースライセンスによって同じ条件で提供されている。
- エ ビジネス用途での利用は禁じられている。
解答 ア
OSSは,ソースコードが公開され,誰でも自由に利用,改変,再配布が可能なソフトウェア。ただし,著作権は放棄していない。
- ア 製品によっては,企業の社員が業務として開発に参加している。(正解)
- イ 実行形式での配布も認められている。
- ウ OSSの種類で,ライセンスの条件は異なる。
- エ 用途を限定することはできない。ビジネス用途での利用も可能である。