11-3 マーケティング戦略
令和6年7月修了試験 問50
プロダクトライフサイクルにおける成長期を説明したものはどれか。
- ア 売上が急激に増加する時期である。市場が活性化し,新規参入企業によって競争が激化してくる。
- イ 売上と利益が徐々に減少する時期である。追加投資を控えて市場から撤退することが検討される。
- ウ 売上の伸びが鈍化してくる時期である。製品の品質改良などによって,シェアの維持,利益の確保が行われる。
- エ 先進的な消費者に対して製品を販売する時期である。製品の認知度を高める戦略が採られる。
解答 ア
【頭の準備体操】
プロダクトライフサイクルは,製品が市場に導入されてから衰退するまでの期間を,「導入期,成長期,成熟期,衰退期」の四つのカテゴリに分類し,各段階に応じた戦略を設定する手法。
- ア 成長期(正解)
- イ 衰退期
- ウ 成熟期
- エ 導入期
令和5年7月修了試験 問49
競争上のポジションで,ニッチャの基本戦略はどれか。
- ア シェア追撃などのリーダ攻撃に必要な差別化戦略
- イ 市場チャンスに素早く対応する模倣戦略
- ウ 製品,市場の専門特化を図る特定化戦略
- エ 全市場をカバーし,最大シェアを確保する全方位戦略
解答 ウ
【頭の準備体操】
ニッチャは,すきま戦略。特定の小さな市場セグメントに特化した戦略。
- ア チャレンジャ戦略
- イ フォロワ戦略
- ウ ニッチャ戦略(正解)
- エ リーダ戦略
令和7年1月修了試験 問49
競争戦略におけるニッチ戦略の特徴はどれか。
- ア 市場での地位向上とトップシェア奪取を目標とした差別化戦略の展開を図る。
- イ 総市場規模を拡大することによってシェアを維持しながら新規需要の獲得を図る。
- ウ 他社が参入しにくい特定の市場に対して専門化し,圧倒的な地位の実現を図る。
- エ リーダの行動を観察し,迅速に模倣することによって製品開発などのコスト削減を図る。
解答 ウ
【頭の準備体操】
ニッチ戦略は,すきま戦略。特定の小さな市場セグメントに特化した戦略。
- ア チャレンジャー戦略
- イ リーダ戦略
- ウ ニッチ戦略(正解)
- エ フォロワ戦略
令和5年6月修了試験 問50
マーケティングミックスの説明はどれか。
- ア 顧客市場をある基準で細分化し,その中から最も競争優位に立てる市場を選定すること
- イ 市場の成長率と自社の相対的市場シェアの組合せから,各事業の位置づけを明確にし,それぞれの事業の今後の施策を検討すること
- ウ 製品戦略,価格戦略,チャネル戦略,プロモーション戦略などを適切に組み合わせて,自社製品を効果的に販売していくこと
- エ 導入期,成長期,成熟期,衰退期のそれぞれにおいて,市場や競合商品などとの関係を意識した,適切な施策を採っていくこと
解答 ウ
【頭の準備体操】
マーケティングミックスは,「製品,価格,流通,販売促進」の四つの要素を組み合わせてマーケティングを展開する手法。
4P・・・製品(Product),価格(Price),流通(Place),販売促進(Promotion)
- ア セグメンテーション
- イ プロダクトポートフォリオマネジメント(PPM:Product Portfolio Management)
- ウ マーケティングミックス(正解)
- エ プロダクトライフサイクル