11-2 経営戦略
令和5年12月修了試験 問49
プロダクトポートフォリオマネジメント(PPM)における“花形”を説明したものはどれか。
- ア 市場成長率,市場占有率ともに高い製品である。成長に伴う投資も必要とするので,資金創出効果は大きいとは限らない。
- イ 市場成長率,市場占有率ともに低い製品である。資金創出効果は小さく,資金流出量も少ない。
- ウ 市場成長率は高いが,市場占有率が低い製品である。長期的な将来性を見込むことはできるが,資金創出効果の大きさは分からない。
- エ 市場成長率は低いが,市場占有率は高い製品である。資金創出効果が大きく,企業の支柱となる資金源である。
解答 ア
【頭の準備体操】
プロダクトポートフォリオマネジメント(PPM:Product Portfolio Management)は,事業や製品を「花形・負け犬・金のなる木・問題児」の四つのカテゴリに分類し,経営資源の最適な配分を行う手法。
- ア 花形(正解)
- イ 負け犬
- ウ 問題児
- エ 金のなる木
令和6年度公開 問16
コアコンピタンスを説明したものはどれか。
- ア 経営活動における基本精神や行動指針
- イ 事業戦略の遂行によって達成すべき到達目標
- ウ 自社を取り巻く環境に関するビジネス上の機会と脅威
- エ 他社との競争優位の源泉となる経営資源及び企業能力
解答 エ
【頭の準備体操】
コアコンピタンスは,競合他社がまねできない独自のスキルや技術・ノウハウなど。
- ア 経営理念
- イ 経営ビジョン
- ウ 外部環境要因
- エ コアコンピタンス(正解)
令和6年1月修了試験 問49
企業経営で用いられるベンチマーキングを説明したものはどれか。
- ア 企業全体の経営資源の配分を有効かつ総合的に計画して管理し,経営の効率向上を図ることである。
- イ 競合相手又は先進企業と,自社の製品,サービス,オペレーションなどを定性的・定量的に比較して,自社の戦略策定に生かすことである。
- ウ 顧客視点から業務のプロセスを再設計し,情報技術を十分に活用して,企業の体質や構造を抜本的に変革することである。
- エ 利益をもたらすことができる,他社よりも優越した自社独自のスキルや技術に経営資源を集中することである。
解答 イ
【頭の準備体操】
ベンチマーキングは,競合他社や先進企業と比較して,自社の製品やサービスなどのパフォーマンスを分析すること。
- ア ERP(Enterprise Resources Planning)
- イ ベンチマーキング(正解)
- ウ BPR(Business Process Re-engineering)
- エ コアコンピタンス経営