8-6 利用者認証とネットワークセキュリティ

令和6年6月修了試験  問29

2要素認証に該当するものはどれか。

解答 イ

【頭の準備体操】
認証要素の3種類
① 所持情報
② 知識情報
③ 生体情報

二要素認証は,認証要素の3種類のうち2種類を使用して認証すること。

虹彩(生体情報)とパスワード(知識情報)の二要素認証。

令和5年12月修了試験  問29

バイオメトリクス認証システムの判定しきい値を変化させるとき,FRR(本人拒否率)とFAR(他人受入率)との関係はどれか。

解答 ウ

【頭の準備体操】
バイオメトリクス認証は,身体的特徴や行動的特徴を利用して認証を行うこと。

本人拒否率(FRR)は,本人を他人と誤って認証してしまう確率。 ⇒ 低くする(利便性が高まる)。
他人受入率(FAR)は,他人を本人と誤って認証してしまう確率。 ⇒ 低くする(安全性が高まる)。

本人拒否率(FRR)と他人受入率(FAR)は,トレードオフの関係にある。

令和5年6月修了試験  問29

CAPTCHAの目的はどれか。

解答 ア

【頭の準備体操】
CAPTCHAは,BOT(自動化されたプログラム)ではなく人間がアクセスしていることを確認するテスト。

令和6年7月修了試験  問29

リスクベース認証の特徴はどれか。

解答 ウ

【頭の準備体操】
ログインするときの環境やIPアドレスなどに基づいてリスクを評価し,リスクが高いと判断されたときに追加の認証を行う仕組み。普段と違う場所やデバイスからアクセスしたときに,追加の認証が要求される。