受信した電子メールの送信元ドメインが詐称されていないことを検証する仕組みであるSPF(Sender Policy Framework)の特徴はどれか。
解答 イ
【頭の準備体操】
SPF(Sender Policy Framework)は,メールの送信元の正当性を検証する仕組み。なりすましメールの防止。
・送信側のドメインの管理者は,DNS(Domain Name System)にSPFレコードを追加する。SPFレコードには,ドメインからメールの送信を許可されたメールサーバのIPアドレスを登録・公開しておく。
・受信側のメールサーバが,送信元のドメインのDNSに問合せ,SPFレコードに登録されているメールサーバのIPアドレスと受信メールの送信元IPアドレスを比較して正当性を検証する。
(参考)
DNSBL(DNSブラックリスト)は,スパムメールの送信元のIPアドレスをブラックリスト化したデータベース。
ONF(Open Networking Foundation)が標準化を進めているOpenFlowプロトコルを用いたSDN (Software-Defined Networking)の説明として,適切なものはどれか。
解答 エ
【頭の準備体操】
SDN(Software-Defined
Networking)は,ネットワークをソフトウェアで定義して制御する仕組み。SDNコントローラ(ネットワーク制御機能)が,ネットワーク内のルータやスイッチなど(データ転送機能)に指令を出して,データがどの経路を通るかを柔軟に変更できる。