6-09 データベースの応用
令和5年12月修了試験 問18
ビッグデータの処理で使われるキーバリューストアの説明として,適切なものはどれか。
- ア “ノード”,“リレーションシップ”,“プロパティ”の3要素によってノード間の関係性を表現する。
- イ 1件分のデータを“ドキュメント”と呼び,個々のドキュメントのデータ構造は自由であって,データを追加する都度変えることができる。
- ウ 集合論に基づいて,行と列から成る2次元の表で表現する。
- エ 任意の保存したいデータと,そのデータを一意に識別できる値を組みとして保存する。
解答 エ
【頭の準備体操】
キーバリューストアは,データを「キー」と「値」をペアとして保存するデータベース。
- ア グラフ型データベース
- イ ドキュメント型データベース
- ウ 関係データベース(リレーショナルデータベース)
- エ 正解
令和6年7月修了試験 問18
企業の様々な活動を介して得られた大量のデータを整理・統合して蓄積しておき, 意思決定支援などに利用するものはどれか。
- ア データアドミニストレーション
- イ データウェアハウス
- ウ データディクショナリ
- エ データマッピング
解答 イ
【頭の準備体操】
データウェアハウスは,大量のデータを整理・統合して,データ分析などに最適化されたデータベースシステム。
- ア データの管理や保護を担当する活動のこと。
- イ 正解
- ウ データの情報をまとめた辞書または説明書。
- エ データ間の対応関係を定義すること。
令和6年1月修了試験 問47
BI (Business Intelligence)を説明したものはどれか。
- ア 企業内外のデータを蓄積し,分類・加工・分析して活用することによって,企業の意思決定の迅速化を支援する手法
- イ 企業内の慣行などにとらわれず,業務プロセスを抜本的に再構築することによって,コスト・品質・サービスなどを改善する手法
- ウ 企業内の業務の流れを可視化し,業務改善サイクルを適用することによって,継続的な業務改善を図る手法
- エ 企業内の異なるシステムを互いに連結し,データやプロセスの統合を図ることによって,システムを全体として効率よく活用する手法
解答 ア
【頭の準備体操】
BI (Business Intelligence)は,データの蓄積・分類・加工・分析などをして,企業の意思決定を支援するための手法やツール。
- ア 正解
- イ BPR(Business Process Reengineering)
- ウ BPM(Business Process Management)
- エ EAI(Enterprise Application Integration)
令和6年6月修了試験 問47
BI (Business Intelligence)の活用事例として,適切なものはどれか。
- ア 競合する他社が発行するアニュアルレポートなどの刊行物を入手し,経営戦略や財務状況を把握する。
- イ 業績の評価や経営戦略の策定を行うために,業務システムなどに蓄積された膨大なデータを分析する。
- ウ 電子化された学習教材を社員がネットワーク経由で利用することを可能にし,学習・成績管理を行う。
- エ りん議や決裁など,日常の定型的業務を電子化することによって,手続を確実に行い,処理を迅速にする。
解答 イ
【頭の準備体操】
BI (Business Intelligence)は,データの蓄積・分類・加工・分析などをして,企業の意思決定を支援するための手法やツール。
- ア アニュアルレポートは,企業の年間の業績をまとめた報告書。BIは蓄積されたデータを対象とする。
- イ 正解
- ウ LMS(Learning Management System)の活用事例。
- エ ワークフローシステムの活用事例。