6-02 データベース設計
令和5年6月修了試験 問19
E-R図に関する記述のうち,適切なものはどれか。
- ア 関係データベースの表として実装することを前提に表現する。
- イ 管理の対象をエンティティ及びエンティティ間のリレーションシップとして表現する。
- ウ データの生成から消滅に至るデータ操作を表現する。
- エ リレーションシップは,業務上の手順を表現する。
解答 イ
【頭の準備体操】
E-R図(Entity Relationship Diagram)は,実体と実体間の関係を表した図。実体はエンティティ,関係はリレーションシップと呼ばれる。
- ア 関係データベースだけを前提にしたものではない。
- イ 正解
- ウ DFD(Data Flow Diagram)
- エ 実体と実体間の関係を表現する。
令和6年1月修了試験 問19
関係データベースの主キーの性質として,適切なものはどれか。
- ア 主キーとした列に対して検索条件を指定しなければ,行の検索はできない。
- イ 数値型の列を主キーに指定すると,その列は算術演算の対象としては使えない。
- ウ 一つの表の中に,主キーの値が同じ行が複数存在することはない。
- エ 複数の列からなる主キーを構成することはできない。
解答 ウ
【頭の準備体操】
主キーは,表中の行を一意に識別する列のこと。 ⇒ キー値が重複していない。キー値が空値ではない。
- ア 主キー以外の列を使った,行の検索もできる。
- イ 主キーの列を算術演算の対象としても使える。
- ウ 正解
- エ 複数の列からなる主キーを構成することもできる。複合主キーという。
令和5年6月修了試験 問18
関係データベースの主キー制約の条件として,キー値が重複していないことの他に, 主キーを構成する列に必要な条件はどれか。
- ア キー値が空でないこと
- イ 構成する列が一つであること
- ウ 表の先頭に定義されている列であること
- エ 別の表の候補キーとキー値が一致していること
解答 ア
【頭の準備体操】
主キーは,表中の行を一意に識別する列のこと。 ⇒ キー値が重複していない。キー値が空値ではない。
令和5年7月修了試験 問22
関係データベースにおいて,外部キーを定義する目的として,適切なものはどれか。
- ア 関係する相互のテーブルにおいて,レコード間の参照一貫性が維持される制約をもたせる。
- イ 関係する相互のテーブルの格納場所を近くに配置することによって,検索,更新を高速に行う。
- ウ 障害によって破壊されたレコードを,テーブル間の相互の関係から可能な限り復旧させる。
- エ レコードの削除,追加の繰返しによる,レコード格納エリアのフラグメンテーションを防止する。
解答 ア
外部キーは,他の主キーを参照する列のこと。参照する表に存在しないデータを含むことができない制約をもたせる。 ⇒ データの整合性を保つことができる。