6-01 データベース
令和7年1月修了試験 問19
データ項目の命名規約を設ける場合,次の命名規約だけでは回避できない事象はどれか。
- 〔命名規約〕
- (1) データ項目名の末尾には必ず “名”, “コード”, “数”, “金額”, “年月日”などの区分語を付与し,区分語ごとに定めたデータ型にする。
- (2) データ項目名と意味を登録した辞書を作成し,異音同義語や同音異義語が発生しないようにする。
- ア データ項目 “受信年月日” のデータ型として,日付型と文字列型が混在する。
- イ データ項目 “受注金額” の取り得る値の範囲がテーブルによって異なる。
- ウ データ項目 “賞与金額” と同じ意味で “ボーナス金額” というデータ項目がある。
- エ データ項目 “取引先” が, “取引先コード” か “取引先名” か,判別できない。
解答 イ
- ア (1) 区分語ごとに定めたデータ型にするので回避できる。
- イ 正解
- ウ (2) データ項目名と意味を登録した辞書を作成し,異音同義語や同音異義語が発生しないようにするので回避できる。
- エ (1) データ項目名の末尾には必ず“名”,“コード”などの区分語を付与するので回避できる。
令和6年1月修了試験 問21
図は,DBMSが受け付けたクエリを実行するまでの処理の流れを表している。①〜③に入る処理の組合せとして,適切なものはどれか。
解答 エ
【頭の準備体操】
DBMSでは,利用者からのクエリ(問合せ)を次のような流れで処理する。
クエリ → 構文解析 → 最適化 → コード生成 → 実行