5-03 RAIDと信頼性設計

令和7年1月修了試験  問10

RAID1~5の方式の違いは,何に基づいているか。

解答 エ

【頭の準備体操】
RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)は,複数台のHDDを組み合わせ,1つの仮想的なディスクとして扱うこと。 ⇒ アクセス速度の向上,信頼性(耐障害性)の向上を図る。

最低必要HDD代数 データの分散 データの二重化 パリティ付加 パリティディスク 高速性 耐障害性
RAID0 2台
RAID1 2台
RAID5 3台 分散

RAID0,RAID1,RAID5は,しっかりと覚えておこう!

令和6年6月修了試験  問10

並列にアクセス可能な複数台の磁気ディスクに,各ファイルのデータを一定サイズのブロックに分割して分散配置し,ファイルアクセスの高速化を図る手法はどれか。

解答 ウ

【頭の準備体操】
ディスクストライピングは,複数のHDDにデータを分散して書き込む。 ⇒ アクセスの高速化を図る。

令和6年1月修了試験  問10

RAIDの分類において,ミラーリングを用いることで信頼性を高め,障害発生時には冗長ディスクを用いてデータ復元を行う方式はどれか。

解答 ア

【頭の準備体操】
RAID1(ミラーリング)は,複数のHDDに同じデータを並列して書き込む。 ⇒ 信頼性(耐障害性)の向上を図る。