コンパイラによる最適化の主な目的はどれか。
解答 エ
【頭の準備体操】
コンパイラは,原始プログラムから目的プログラム(オブジェクトモジュール)を生成するプログラム。
最適化の目的:プログラムの実行時間を短縮する。
(参考)
字句解析 ⇒ 構文解析 ⇒ 意味解析 ⇒ 最適化 ⇒ コード生成
Javaのアプリケーションプログラムがデータベースにアクセスするための標準的なAPI(Application Program Interface)はどれか。
解答 ア
【頭の準備体操】
API(Application Program
Interface)は,異なるアプリケーションプログラム同士がそれぞれの機能を利用し合うためのインタフェース。開発者は,他のアプリケーションプログラムの機能を簡単に利用できる。
JDBC(Java Database Connectivity)は,Javaプログラムからリレーショナルデータベースに接続するためのAPI。
ソフトウェアのテストツールの説明のうち,静的テストを支援する静的解析ツールのものはどれか。
解答 ウ
【頭の準備体操】
静的テストは,プログラムを実行せずにバグや欠陥を発見するテスト。
静的解析ツールは,コードの文法上の誤りや論理的な誤りなどがあるかどうかを,ソースコードを分析して調べるツール。
Javaなどのバイトコードプログラムをインタプリタで実行する方法と,コンパイルしてから実行する方法を,次の条件で比較するとき,およそ何行以上のバイトコードであれば,コンパイル方式の方がインタプリタ方式よりも処理時間(コンパイル時間も含む)が短くなるか。
解答 エ
プログラムの行数をL行(100行単位)とする。
インタプリタの実行時間(秒)=0.2L
コンパイラの実行時間(秒)=コンパイル時間+オーバーヘッド時間+実行時間
=0.1L+0.15+0.003L
0.2L>0.1L+0.15+0.003L
0.097L>0.15
L>1.55・・・
ここで,100行単位なので,およそ155行以上。