2-5 マルチメディア
令和6年度公開 問6
液晶ディスプレイなどの表示装置において,傾いた直線の境界を滑らかに表示する手法はどれか。
- ア アンチエイリアシング
- イ シェーディング
- ウ テクスチャマッピング
- エ バンプマッピング
解答 ア
【頭の準備体操】
アンチエイリアシングは,斜め線や曲線のギザギザを滑らかにする技術。
- ア 正解
- イ 表面に陰影を付けて立体感を出す技術。
- ウ 表面に模様を付けて質感を出す技術。
- エ 表面に凹凸感を付けて立体感を出す技術。
令和6年7月修了試験 問17
テクスチャマッピングを説明したものはどれか。
- ア 光源からの反射や屈折,透過を計算し描画していく。
- イ 光源と物体の形状などに基づいて,表示するときに陰影をつける。
- ウ 表示画面からはみ出す箇所をあらかじめ見つけ,表示対象から外す。
- エ 物体の表面に画像を貼り付けることによって,表面の質感を表現する。
解答 エ
【頭の準備体操】
テクスチャマッピングは,表面に模様を付けて質感を出す技術。
- ア レイトレーシング
- イ シェーディング
- ウ クリッピング
- エ 正解
令和5年度公開 問5
3次元グラフィツクス処理におけるクリッピングの説明はどれか。
- ア CG映像作成における最終段階として,物体のデータをディスプレイに描画できるように映像化する処理である。
- イ 画像表示領域にウィンドウを定義し,ウィンドウの外側を除去し,内側の見える部分だけを取り出す処理である。
- ウ スクリーンの画素数が有限であるために図形の境界近くに生じる,階段状のギザギザを目立たなくする処理である。
- エ 立体感を生じさせるために,物体の表面に陰影を付ける処理である。
解答 イ
【頭の準備体操】
クリッピングは,表示する画面に収まらない部分を除去し,収まる部分だけを表示する技術。
- ア レンダリング
- イ 正解
- ウ アンチエイリアシング
- エ シェーディング
令和7年1月修了試験 問17
3次元CGのレンダリングにおける,隠線消去及び隠面消去の説明はどれか。
- ア 光源の位置と対象物体への光の当たり具合とを解析し,どのような色・明るさで見えるのかを決定する。
- イ 指定された視点から見える部分だけを描くようにする。
- ウ 生成された画像について,表示する画面に収まる部分だけを表示する。
- エ 物体の表面だけでなく物体の内部や背後に隠れた部分の形状も,半透明表示などによって画像として生成する。
解答 イ
【頭の準備体操】
隠線消去及び隠面消去は,物体の内部や背後に隠れた部分(線や面)の形状を描かない技術。
- ア シェーディング
- イ 正解
- ウ クリッピング
- エ 隠線消去及び隠面消去は,物体の内部や背後に隠れた部分(線や面)の形状を描かない(半透明表示しない)。