1-7 補助記憶装置
令和5年7月修了試験 問10
磁気ディスク装置の性能に関する記述のうち,適切なものはどれか。
- ア アクセス時間は,回転速度を上げるか位置決め時間を短縮すると短くなる。
- イ アクセス時間は,処理装置の前処理時間,データ転送後の後処理時間も含む。
- ウ 記憶容量は,トラック当たりの記憶容量と1シリンダ当たりのトラック数だけで決まる。
- エ データ転送速度は,回転速度と回転待ち時間で決まる。
解答 ア
【頭の準備体操】
アクセス時間=位置決め時間+回転待ち時間+データ転送時間
※位置決め時間と回転待ち時間は,それぞれ平均の値を使う。
- ア アクセス時間は,回転速度を上げる(回転待ち時間を短縮する)か位置決め時間を短縮すると短くなる(正解)。
- イ アクセス時間は,位置決め時間+回転待ち時間+データ転送時間で決まる。処理装置の前処理時間,データ転送後の後処理時間は含まない。
- ウ 記憶容量は,トラック当たりの記憶容量×1シリンダ当たりのトラック数×シリンダ数で決まる。
- エ データ転送速度は,回転速度とトラック当たりの記憶容量で決まる。
令和5年7月修了試験 問16
フラッシュメモリに関する記述として,適切なものはどれか。
- ア 高速に書換えができ,CPUのキャッシュメモリに用いられる。
- イ 紫外線で全データを一括消去できる。
- ウ 周期的にデータの再書込みが必要である。
- エ ブロック単位で電気的にデータが消去できる。
解答 エ
【頭の準備体操】
フラッシュメモリは,ブロック単位で電気的にデータの読み書きや消去が可能な不揮発性の半導体メモリ。
- ア SRAM。キャッシュメモリに用いられる。
- イ UV-EPROM
- ウ DRAM。主記憶に用いられる。
- エ 正解