ITパスポート講座
★ 猫本 10-06 マーケティング戦略(その1) ★
ITパスポート 令和4年度 問2
年齢,性別,家族構成などによって顧客を分類し,それぞれのグループの購買行動を分析することによって,集中すべき顧客層を絞り込むマーケティング戦略として,最も適切なものはどれか。
ア | サービスマーケティング |
イ | セグメントマーケティング |
ウ | ソーシャルマーケティング |
エ | マスマーケティング |
解説
(頭の準備体操)
セグメントマーケティング:「年齢,性別,家族構成などによって顧客を分類し,それぞれのグループの購買行動を分析することによって,集中すべき顧客層を絞り込むマーケティング戦略」(IP04.1.02)。STP分析が用いられる。
・セグメンテーション(Segmentation):市場の細分化
・ターゲティング(Targeting):ターゲットとする市場の決定
・ポジショニング(Positioning):自社の立ち位置の明確化
ア | 形のある商品ではなく,形がなく見えないサービスに対するマーケティング戦略。売り手から見た視点である4P(Product,Price,Place,Promotion)に加えて,Peaple(人),Process(業務プロセス・販売プロセス),Physical Evidence(物的証拠)の3Pが必要とされる。 |
イ | 「年齢,性別,家族構成などによって顧客を分類し,それぞれのグループの購買行動を分析することによって,集中すべき顧客層を絞り込むマーケティング戦略」(IP04.1.02)(正解) |
ウ | 企業が利益や売上を上げることだけを考えるのではなく,社会貢献や社会的な利益を意識して活動すること |
エ | 単一製品を,全ての顧客を対象に大量生産・大量流通させる手法 |
解答
イ
ITパスポート 平成30年度秋期 問2
マーケティング戦略の策定において,自社製品と競合他社製品を比較する際に,差別化するポイントを明確にすることを表す用語として,適切なものはどれか。
ア | インストアプロモーション |
イ | ターゲティング |
ウ | ポジショニング |
エ | リベート |
解説
(頭の準備体操)
ポジショニング:「マーケティング戦略の策定において,自社製品と競合他社製品を比較する際に,差別化するポイントを明確にすること」(IP30.2.02)
STP分析
・セグメンテーション(Segmentation):市場の細分化
・ターゲティング(Targeting):ターゲットとする市場の決定
・ポジショニング(Positioning):自社の立ち位置の明確化
ア | 店舗内(インストア)における販売促進活動 |
イ | ターゲットとする市場を決定する。「市場を幾つかのセグメン卜に分割し,少数のセグメントに絞ったアプローチを行う。」(IP25.2.22) |
ウ | 自社の立ち位置の明確化。「マーケティング戦略の策定において,自社製品と競合他社製品を比較する際に,差別化するポイントを明確にすること」(IP30.2.02)(正解) |
エ | 支払い代金の一部を支払人に割り戻すこと |
解答
ウ
ITパスポート 平成28年度秋期 問20
A社は競合する他社とのポジショニングの分析を行った。3社の中でA社が最高の評価を得るには,A社のブランドの評価項目は,最低何ポイントが必要か。
なお,各評価項目の最低値は1ポイント,最高値は10ポイントとし,それぞれの評価項目の重み付けをした合計値で各社の評価を行うものとする。
ア | 6 |
イ | 7 |
ウ | 8 |
エ | 9 |
解説
B社の評価:9×1+7×4+10×3+6×2=79
C社の評価:6×1+9×4+7×3+10×2=83
ここで,A社のブラントのポイントをpとする。
3社の中でA社が最高の評価を得るためには,
A社の評価:10×1+10×4+6×3+p×2>83
p>7.5
よって,ウである。
解答
ウ
ITパスポート 平成29年度春期 問2
マーケティングミックスの検討に用いる考え方の一つであり,売り手側の視点を分類したものはどれか。
ア | 4C |
イ | 4P |
ウ | PPM |
エ | SWOT |
解説
(頭の準備体操)
マーケティングミックス:複数のマーケティング要素を検討して戦略を立てる手法
4P(売り手から見た要素):Product(製品),Price(価格),Place(流通),Promotion(販売促進)
ア | 4C(買い手から見た要素):顧客価値(Customer value),顧客コスト(Customer cost),利便性(Convenience),コミュニケーション(Communication) |
イ | 4P(売り手から見た要素):Product(製品),Price(価格),Place(流通),Promotion(販売促進)(正解) |
ウ | PPM(Product Portfolio Management):「複数の製品や事業を市場シェアと市場成長率の視点から判断して,最適な経営資源の配分を行う。」(IP29.1.34) |
エ | 「事業を"強み","弱み","機会","脅威"の四つの視点から分析し,事業の成長戦略を策定する。」(IP29.1.34)。強み(Strengths),弱み(Weaknesses),機会(Opportunities),脅威(Threats) |
解答
イ
ITパスポート 平成29年度秋期 問32
マーケティングミックスにおける売り手から見た要素は4Pと呼ばれる。これに対応する買い手から見た要素はどれか。
ア | 4C |
イ | 4S |
ウ | AIDMA |
エ | SWOT |
解説
(頭の準備体操)
マーケティングミックス:複数のマーケティング要素を検討して戦略を立てる手法
4C(買い手から見た要素):顧客価値(Customer value),顧客コスト(Customer cost),利便性(Convenience),コミュニケーション(Communication)
ア | 4C(買い手から見た要素):顧客価値(Customer value),顧客コスト(Customer cost),利便性(Convenience),コミュニケーション(Communication)(正解) |
イ | 職場改善:整理,整頓,清潔,清掃 |
ウ | 消費者の購買行動モデルの1つ。Attention(注意)→Interest(興味)→Desire(欲求)→Memory(記憶)→Action(行動) |
エ | 「事業を"強み","弱み","機会","脅威"の四つの視点から分析し,事業の成長戦略を策定する。」(IP29.1.34)。強み(Strengths),弱み(Weaknesses),機会(Opportunities),脅威(Threats) |
解答
ア