ITパスポート講座
★ 猫本 10-05 マーケティング戦略(その3) ★
ITパスポート 令和2年度 問33
インターネット上で通信販売を行っているA社は,販売促進策として他社が発行するメールマガジンに自社商品Yの広告を出すことにした。広告は,メールマガジンの購読者が広告中のURLをクリックすると,その商品ページが表示される仕組みになっている。この販売促進策の前提を表のとおりとしたとき,この販売促進策での収支がマイナスとならないようにするためには,商品Yの販売価格は少なくとも何円以上である必要があるか。ここで,購入者による商品Yの購入は1人1個に限定されるものとする。また,他のコストは考えないものとする。

ア | 1,020 |
イ | 1,100 |
ウ | 1,500 |
エ | 2,000 |
解説
①:メールマガジンの購読者数:100,000人
②:広告中のURLをクリックする人数:100,000人×0.02=2,000人
③:商品Yを購入する人数:2,000人×0.1=200人
ここで,「商品Yの購入者は1人1個に限定される」ので,200個
商品Yの販売価格をx円とすると,売上高は200x円 …【1】
④:原価:1,000円×200個=200,000円 …【2】
⑤:販売促進策に掛かる費用の総額:200,000円 …【3】
収支がマイナスとならないようにするためには,【1】≧【2】+【3】
200x≧200,000+200,000
x≧2,000円
よって,エである。
解答
エ