ITパスポート講座
★ 猫本 10-04 経営戦略(その3) ★
ITパスポート 平成30年度春期 問17
ある業界への新規参入を検討している企業がSWOT分析を行った。分析結果のうち,機会に該当するものはどれか。
ア | 既存事業での成功体験 |
イ | 業界の規制緩和 |
ウ | 自社の商品開発力 |
エ | 全国をカバーする自社の小売店舗網 |
解説
(頭の準備体操)
SWOT分析:「自社の強みと弱み,市場における機会と脅威を,分類ごとに列挙して,事業戦略における企業の環境分析を行う。」(IP25.1.67)。強み(Strengths),弱み(Weaknesses),機会(Opportunities),脅威(Threats)
ア | 内部環境である「強み」 |
イ | 外部環境である「機会」(正解) |
ウ | 内部環境である「強み」 |
エ | 内部環境である「強み」 |
解答
イ
ITパスポート 平成28年度春期 問30
自動車メーカA社では,近い将来の戦略を検討するため自社の強みと弱み,そして,外部環境の機会と脅威を整理した。この結果を基に,強みを活用して脅威を克服する対策案として,適切なものはどれか。
ア | 熟練工の定年を延長,又は再雇用を実施する。 |
イ | 低金利で資金を調達し,石油を大量に備蓄する。 |
ウ | 電気自動車の研究開発を推し進め,商品化する。 |
エ | ブランドイメージを生かして販売力を強化する。 |
解説
(頭の準備体操)
SWOT分析:「自社の強みと弱み,市場における機会と脅威を,分類ごとに列挙して,事業戦略における企業の環境分析を行う。」(IP25.1.67)。強み(Strengths),弱み(Weaknesses),機会(Opportunities),脅威(Threats)
ア | 「弱み」を克服する対策案 |
イ | 「機会」を活用して脅威を克服する対策案 |
ウ | 「強み」を活用して脅威を克服する対策案(正解) |
エ | 「強み」を活用した対策案 |
解答
ウ
ITパスポート 平成31年度春期 問5
既存市場と新市場,既存製品と新製品でできるマトリックスの四つのセルに企業の成長戦略を表す市場開発戦略,市場浸透戦略,製品開発戦略,多角化戦略を位置付けるとき,市場浸透戦略が位置付けられるのはどのセルか。
ア | A |
イ | B |
ウ | C |
エ | D |
解説
(頭の準備体操)
アンゾフの成長マトリクス:「製品と市場の視点から、事業拡大の方向性を市場浸透・製品開発・市場開拓・多角化に分けて、戦略を検討する。」(AP28.2.68)
ア | A:市場浸透戦略(正解) |
イ | B:製品開発戦略 |
ウ | C:市場開発戦略 |
エ | D:多角化戦略 |
解答
ア
ITパスポート 平成30年度春期 問1
製品と市場が,それぞれ既存のものか新規のものかで,事業戦略を"市場浸透","新製品開発","市場開拓","多角化"の四つに分類するとき,"市場浸透"の事例に該当するものはどれか。
ア | 飲料メーカが,保有技術を生かして新種の花を開発する。 |
イ | カジュアル衣料品メーカが,ビジネススーツを販売する。 |
ウ | 食品メーカが,販売エリアを地元中心から全国に拡大する。 |
エ | 日用品メーカが,店頭販売員を増員して基幹商品の販売を拡大する。 |
解説
アンゾフの成長マトリクス:「製品と市場の視点から、事業拡大の方向性を市場浸透・製品開発・市場開拓・多角化に分けて、戦略を検討する。」(AP28.2.68)
ア | 「多角化」の事例 |
イ | 「新商品開発」の事例 |
ウ | 「市場開拓」の事例 |
エ | 「市場浸透」の事例(正解) |
解答
エ
ITパスポート 平成30年度春期 問12
バリューチェーンの説明として,適切なものはどれか。
ア | 企業が提供する製品やサービスの付加価値が事業活動のどの部分で生み出されているかを分析するための考え方である。 |
イ | 企業内部で培った中核的な力(企業能力)のことであり,自社独自の価値を生み出す源泉となるものである。 |
ウ | 製品や市場は必ず誕生から衰退までの流れをもち,その段階に応じてとるべき戦略が異なるとする考え方である。 |
エ | 全社的な観点から製品又は事業の戦略的な位置付けをして,最適な経営資源の配分を考えようとするものである。 |
解説
(頭の準備体操)
バリューチェーン:「"モノ"の流れに着目して企業の活動を購買,製造,出荷物流,販売などの主活動と,人事管理,技術開発などの支援活動に分けることによって,企業が提供する製品やサービスの付加価値が事業活動のどの部分で生みだされているかを分析する考え方」(IP22.1.09)
ア | バリューチェーン(正解) |
イ | コアコンピタンス |
ウ | プロダクトライフサイクル |
エ | PPM(Product Portfolio Management) |
解答
ア
ITパスポート 令和元年度秋期 問7
事業環境の分析などに用いられる3C分析の説明として,適切なものはどれか。
ア | 顧客,競合,自社の三つの観点から分析する。 |
イ | 最新購買日,購買頻度,購買金額の三つの観点から分析する。 |
ウ | 時代,年齢,世代の三つの要因に分解して分析する。 |
エ | 総売上高の高い順に三つのグループに分類して分析する。 |
解説
(頭の準備体操)
3C分析:「顧客,競合他社,自社の実力を知ることによって戦略を立てる考え方」(IP24.2.15)。顧客(Customer),競合(Competitor),自社(Company)
ア | 3C分析:顧客(Customer),競合(Competitor),自社(Company)(正解) |
イ | RFM分析:最新購買日(Recency),購買頻度(Frequency),購買金額(Monetary) |
ウ | コーホート分析 |
エ | ABC分析 |
解答
ア
ITパスポート 令和元年度秋期 問32
一般消費者向けの製品を製造しているA社では,新製品の開発に当たって,市場を取り巻くマクロ環境を政治,経済,社会,技術の観点について分析することにした。このときに収集すべき情報として,最も適切なものはどれか。
ア | 競合企業の経営戦略 |
イ | 競合企業の財務状況 |
ウ | 主要仕入先の原材料価格 |
エ | 我が国の高齢化率 |
解説
(頭の準備体操)
PEST分析:自社を取り巻く外部環境を4つ(政治,経済,社会,技術)の視点から分析する手法。政治的要因(Politics),経済的要因(Economy),社会的要因(Society),技術的要因(Technology)
マクロ環境分析:大きな視点からアプローチを行う分析。政治,経済,社会,技術など
ミクロ環境分析:小さな視点からアプローチを行う分析。競合企業,市場規模,市場成長性,顧客動向など
よって,エである。
解答
エ