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ITパスポート講座

★ 猫本 10-04 経営戦略(その1) ★

ITパスポート 平成31年度春期 問10

企業経営で用いられるベンチマーキングの説明として,適切なものはどれか。

ア  PDCAサイクルを適用して,ビジネスプロセスの継続的な改善を図ること
イ  改善を行う際に,比較や分析の対象とする最も優れた事例のこと
ウ  競合他社に対する優位性を確保するための独自のスキルや技術のこと
エ  自社の製品やサービスを測定し,他社の優れたそれらと比較すること

解説

(頭の準備体操)

ベンチマーキング:「最強の競合相手又は先進企業と比較して,製品,サービス,オペレーションなどを定性的・定量的に把握することである。」(FE23.2.68)


ア  BPM(Business Process Management)
イ  ベストプラクティス
ウ  コアコンピタンス
エ  ベンチマーキング(正解)

解答

ITパスポート 平成28年度秋期 問12

M&Aに関する記述として,適切なものはどれか。

ア  企業の提供する製品やサービスなどの価値を生み出すための業務の流れ,価値の連鎖を分析すること
イ  企業を事業ごと又は地域ごとに分割することによって事業戦略の自立性を高めること
ウ  業務プロセスを抜本的に改革し,IT技術を駆使して業務の処理能力とコスト効率を高めること
エ  自社に不足している機能を企業買収などによって他社から取り込み,事業展開を速めること

解説

(頭の準備体操)

M&A(Mergers and Acquisitions):企業の合併・買収


ア  バリューエンジニアリング
イ  事業部制組織
ウ  BPR(Business Process Re-engineering)
エ  M&A(Mergers and Acquisitions)(正解)

解答

ITパスポート 平成29年度春期 問8

企業の事業展開における垂直統合の事例として,適切なものはどれか。

ア  あるアパレルメーカは工場の検品作業を関連会社に委託した。
イ  ある大手商社は海外から買い付けた商品の販売拡大を目的に,大手小売店を子会社とした。
ウ  ある銀行は規模の拡大を目的に,M&Aによって同業の銀行を買収した。
エ  多くのPC組立メーカが特定のメーカの半導体やOSを採用した。

解説

(頭の準備体操)

垂直統合:流通や製造などの別工程を担当する企業同士が統合すること

水平統合:同業他社同士が統合すること


ア  アウトソーシング
イ  垂直統合(正解)
ウ  水平統合
エ  水平分業

解答

ITパスポート 令和4年度 問26

自社が保有していない技術やノウハウを,他社から短期間で補完するための手段として,適切なものはどれか。

ア  BPR
イ  アライアンス
ウ  インキュベーション
エ  ベンチマーキング

解説

(頭の準備体操)

アライアンス:企業提携。「技術力や販売力など,自社で不足している経営資源を他者との提携によって補完する。」(IP24.2.18)


ア  BPR(Business Process Reengineering):「業務の手順を改めて見直し,抜本的に再設計する考え方」(IP28.2.02)
イ  「技術力や販売力など,自社で不足している経営資源を他者との提携によって補完する。」(IP24.2.18)(正解)
ウ  起業や事業の創出を支援するサービス・活動
エ  「自社の製品やサービスを測定し,他社の優れたそれらと比較すること」(IP31.1.10)

解答

ITパスポート 平成29年度秋期 問21

他社との組織的統合をすることなく,自社にない技術や自社の技術の弱い部分を他社の優れた技術で補完したい。このときに用いる戦略として,適切なものはどれか。

ア  M&A(Mergers and Acquisitions)
イ  MBO(Management Buyout)
ウ  アライアンス
エ  スピンオフ

解説

(頭の準備体操)

アライアンス:企業提携。「技術力や販売力など,自社で不足している経営資源を他者との提携によって補完する。」(IP24.2.18)


ア  「自社の迅速な事業拡大のために,株式取得などの方法によって,他社を買収する。」(IP24.2.18)
イ  「経営者が,自社の株式の大半を買い取ることで経営権を取得する。」(IP24.2.18)
ウ  「技術力や販売力など,自社で不足している経営資源を他者との提携によって補完する。」(IP24.2.18)(正解)
エ  自社の一部の事業を分離し独立させること

解答

ITパスポート 平成30年度秋期 問11

企業が,他の企業の経営資源を活用する手法として,企業買収や企業提携がある。企業買収と比較したときの企業提携の一般的なデメリットだけを全て挙げたものはどれか。

a. 相手企業の組織や業務プロセスの改革が必要となる。
b. 経営資源の活用に関する相手企業の意思決定への関与が限定的である。
c. 必要な投資が大きく,財務状況への影響が発生する。

ア  a
イ  a,b,c
ウ  a,c
エ  b

解説

(頭の準備体操)

アライアンス:企業提携。「技術力や販売力など,自社で不足している経営資源を他者との提携によって補完する。」(IP24.2.18)


a.  「企業買収」のデメリット
b.  「企業提携」のデメリット
c.  「企業買収」のデメリット

よって,エである。

解答

ITパスポート 平成31年度春期 問48

安価な労働力を大量に得られることを狙いに,システム開発を海外の事業者や海外の子会社に委託する開発形態として,最も適切なものはどれか。

ア  ウォータフォール開発
イ  オフショア開発
ウ  プロトタイプ開発
エ  ラピッドアプリケーション開発

解説

(頭の準備体操)

オフショア開発:「システムの開発や運用を海外の事業者や海外の子会社に委託すること」(IP25.1.14)


ア  「開発工程ごとの実施すべき作業が全て完了してから次の工程に進む。」(IP28.2.46)
イ  「システムの開発や運用を海外の事業者や海外の子会社に委託すること」(IP25.1.14)(正解)
ウ  「システム開発の早い段階で,目に見える形で要求を利用者が確認できるように試作品を作成する。」(IP28.2.46)
エ  RAD(Rapid Application Development):「開発する機能を分割し,開発ツールや部品などを利用して,分割した機能ごとに効率よく迅速に開発を進める。」(IP28.2.46)

解答

ITパスポート 令和2年度 問17

複数の企業が,研究開発を共同で行って新しい事業を展開したいと思っている。共同出資によって,新しい会社を組織する形態として,適切なものはどれか。

ア  M&A(Mergers and Acquisitions)
イ  クロスライセンス
ウ  ジョイントベンチャ
エ  スピンオフ

解説

(頭の準備体操)

ジョイントベンチャ:「自社の一部の事業を分離し,他社の類似事業と合体させて新しい事業会社を設立する。」(IP24.2.18)


ア  「自社の迅速な事業拡大のために,株式取得などの方法によって,他社を買収する。」(IP24.2.18)
イ  「特許の権利者同士がそれぞれの所有する権利に関して,相互にその使用を許諾すること」(IP26.2.10)
ウ  「自社の一部の事業を分離し,他社の類似事業と合体させて新しい事業会社を設立する。」(IP24.2.18)(正解)
エ  自社の一部の事業を分離し独立させること

解答