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ITパスポート講座

★ 猫本 9-05 労働関連・取引関連法規(その4) ★

ITパスポート 平成30年度春期 問18

勤務先の法令違反行為の通報に関して,公益通報者保護法で規定されているものはどれか。

ア  勤務先の監督官庁からの感謝状
イ  勤務先の同業他社への転職のあっせん
ウ  通報したことを理由とした解雇の無効
エ  通報の内容に応じた報奨金

解説

(頭の準備体操)

公益通報者保護法:所属する組織や派遣先企業などの重大な犯罪行為を知り,公益のために内部告発した労働者が,解雇などの不利益な扱いを受けないように保護する法律


よって,ウである。

解答

ITパスポート 平成31年度春期 問4

次の記述a~cのうち,勤務先の法令違反行為の通報に関して,公益通報者保護法で規定されているものだけを全て挙げたものはどれか。

a. 勤務先の同業他社への転職のあっせん

b. 通報したことを理由とした解雇の無効

c. 通報の内容に応じた報奨金の授与

ア  a,b
イ  b
ウ  b,c
エ  c

解説

(頭の準備体操)

公益通報者保護法:所属する組織や派遣先企業などの重大な犯罪行為を知り,公益のために内部告発した労働者が,解雇などの不利益な扱いを受けないように保護する法律


よって,イである。

解答

ITパスポート 平成29年度春期 問12

国民生活の安心や安全を損なうような,企業の法令違反行為の事実を,労働者が公益通報者保護法で定められた通報先に通報した場合,その労働者は解雇などの不利益を受けないよう同法によって保護される。a~dのうち,公益通報者保護法が保護の対象としている"労働者"に該当するものだけを全て挙げたものはどれか。

a. アルバイト

b. 正社員

c. パートタイマ

d. 派遣労働者

ア  a,b,c,d
イ  a,b,d
ウ  b,c,d
エ  b,d

解説

(頭の準備体操)

公益通報者保護法:所属する組織や派遣先企業などの重大な犯罪行為を知り,公益のために内部告発した労働者が,解雇などの不利益な扱いを受けないように保護する法律


公益通報者保護法が保護の対象としている"労働者"は,正社員だけでなく,派遣労働者やパートタイマ,アルバイトなども含む。

よって,アである。

解答

ITパスポート 平成29年度秋期 問33

要件a~cのうち,公益通報者保護法によって通報者が保護されるための条件として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。

a.  書面による通報であることが条件であり,口頭による通報は条件にならない。
b.  既に発生した事実であることが条件であり,将来的に発生し得ることは条件にならない。
c.  通報内容が勤務先に関わるものであることが条件であり,私的なものは条件にならない。

ア  a,b
イ  a,b,c
ウ  a,c
エ  c

解説

(頭の準備体操)

公益通報者保護法:所属する組織や派遣先企業などの重大な犯罪行為を知り,公益のために内部告発した労働者が,解雇などの不利益な扱いを受けないように保護する法律


a.  「書面による通報」に限らず,「口頭による通報」も条件になる
b.  「既に発生した事実であること」に限らず,「将来的に発生し得ること」も条件になる
c.  通報内容が勤務先に関わるものであることが条件であり,私的なものは条件にならない。

よって,エである。

解答