ITパスポート講座
★ 猫本 9-03 知的財産権(その2) ★
ITパスポート 平成28年度春期 問23
知的財産権のうち,全てが産業財産権に該当するものの組合せはどれか。
ア | 意匠権,実用新案権,著作権 |
イ | 意匠権,実用新案権,特許権 |
ウ | 意匠権,著作権,特許権 |
エ | 実用新案権,著作権,特許権 |
解説
(頭の準備体操)
産業財産権:特許権・実用新案権・意匠権・商標権
著作権は,産業財産権ではない。
よって,イである。
解答
イ
ITパスポート 平成28年度秋期 問21
特許権に関して,次の記述中のa,bに入れる字句の適切な組合せはどれか。
特許権とは【 a 】を独占的排他的に利用できる権利であり,我が国の法律では【 b 】に与えられる権利である。
解説
(頭の準備体操)
特許権:新しい高度な発明を保護
特許権とは【産業場利用することができる新規の発明】を独占的排他的に利用できる権利であり,我が国の法律では【最初の出願者】に与えられる権利である。
よって,アである。
解答
ア
ITパスポート 平成30年度春期 問16
特許法における特許権の存続期間は出願日から何年か。ここで,存続期間の延長登録をしないものとする。
ア | 10 |
イ | 20 |
ウ | 25 |
エ | 30 |
解説
(頭の準備体操)
特許権:新しい高度な発明を保護
特許権の存続期間は出願日から20年である。
よって,イである。
解答
イ
ITパスポート 令和4年度 問1
著作権及び特許権に関する記述a~cのうち,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
a. | 偶然二つの同じようなものが生み出された場合,発明に伴う特許権は両方に認められるが,著作権は一方の著作者にだけ認められる。 |
b. | ソフトウェアの場合,特許権も著作権もソースプログラムリストに対して認められる。 |
c. | 特許権の取得には出願と登録が必要だが,著作権は出願や登録の必要はない。 |
ア | a,b |
イ | b |
ウ | b,c |
エ | c |
解説
(頭の準備体操)
特許権:新しい高度な発明を保護
a. | 偶然二つの同じようなものが生み出された場合,著作権は両方に認められるが,特許権は一方にだけ認められる。「特許権とは産業場利用することができる新規の発明を独占的排他的に利用できる権利であり,我が国の法律では最初の出願者に与えられる権利である。」(IP28.2.21) |
b. | ソフトウェアの場合,ソースプログラムリストを作成した時点で著作権が認められるが,特許権は新しい高度な発明でない限り認められない。 |
c. | 特許権の取得には出願と登録が必要だが,著作権は出願や登録の必要はない。 |
よって,エである。
解答
エ
ITパスポート 令和4年度 問6
自社開発した技術の特許化に関する記述a~cのうち,直接的に得られることが期待できる効果として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
a. | 当該技術に関連した他社とのアライアンスの際に,有利な条件を設定できる。 |
b. | 当該技術の開発費用の一部をライセンスによって回収できる。 |
c. | 当該技術を用いた商品や事業に対して,他社の参入を阻止できる。 |
ア | a |
イ | a,b |
ウ | a,b,c |
エ | b,c |
解説
(頭の準備体操)
特許権:新しい高度な発明を保護
a. | 当該技術に関連した他社とのアライアンスの際に,有利な条件を設定できる。 |
b. | 当該技術の開発費用の一部をライセンスによって回収できる。 |
c. | 当該技術を用いた商品や事業に対して,他社の参入を阻止できる。 |
よって,ウである。
解答
ウ
ITパスポート 令和2年度 問16
新製品の開発に当たって生み出される様々な成果a~cのうち,特許法による保護の対象となり得るものだけを全て挙げたものはどれか。
a. | 機能を実現するために考え出された独創的な発明 |
b. | 新製品の形状,模様,色彩など,斬新的な発想で創作されたデザイン |
c. | 新製品発表に向けて考え出された新製品のブランド名 |
ア | a |
イ | a,b |
ウ | a,b,c |
エ | a,c |
解説
(頭の準備体操)
特許権:新しい高度な発明を保護
実用新案権:考案を保護
意匠権:デザインを保護
商標権:マークを保護
a. | 「特許法」による保護の対象 |
b. | 「意匠法」による保護の対象 |
c. | ブランド名,商品名,サービス名なども「商標法」による保護の対象 |
よって,アである。
解答
ア
ITパスポート 平成29年度秋期 問35
カーナビゲーションシステムに関する知的財産権と保護対象の適切な組合せはどれか。
解説
(頭の準備体操)
特許権:新しい高度な発明を保護
実用新案権:考案を保護
意匠権:デザインを保護
商標権:マークを保護
よって,ウである。
解答
ウ
ITパスポート 平成29年度春期 問17
意匠権による保護の対象として,適切なものはどれか。
ア | 幾何学的で複雑なパターンが造形美術のような,プリント基板の回路そのもの |
イ | 業務用車両に目立つように描かれた,企業が提供するサービスの名称 |
ウ | 工芸家がデザインし職人が量産できる,可愛らしい姿の土産物の張子の虎 |
エ | 魚のうろこのような形の重なりが美しい,山の斜面に作られた棚田の景観 |
解説
(頭の準備体操)
特許権:新しい高度な発明を保護
実用新案権:考案を保護
意匠権:デザインを保護
商標権:マークを保護
ア | 「回路配置法」による保護の対象 |
イ | 「商標法」による保護の対象 |
ウ | 「意匠法」による保護の対象(正解) |
エ | 自然の風景などは意匠権に該当しない。 |
解答
ウ
ITパスポート 平成31年度春期 問20
実用新案権の保護対象として,適切なものはどれか。
ア | 圧縮比率を大きくしても高い復元性を得られる工夫をした画像処理プログラム |
イ | インターネットを利用し,顧客の多様な要望に対応できるビジネスモデル |
ウ | 岩石に含まれているレアメタルを無駄なく抽出して,資源を有効活用する方法 |
エ | 電気スタンドと時計を組み合わせて夜間でも容易に時刻を確かめられる機器 |
解説
(頭の準備体操)
特許権:新しい高度な発明を保護
実用新案権:考案を保護
意匠権:デザインを保護
商標権:マークを保護
ア | プログラムは「著作権」の保護対象 |
イ | 「特許権」の保護対象 |
ウ | 「特許権」の保護対象 |
エ | 「実用新案権」の保護対象(正解) |
解答
エ