ITパスポート講座
★ 猫本 8-05 プロジェクトマネジメント(その6) ★
ITパスポート 令和2年度公開 問50
プロジェクトメンバ間のコミュニケーションのルールを明確にするための施策として,適切なものはどれか。
ア | 作成すべき成果物を定義する。 |
イ | 実際に使った費用を把握し,計画とのずれがあれば対策を講じる。 |
ウ | スケジュールを作成し,進捗管理を行う。 |
エ | プロジェクト情報の作成や配布の方法を明確にする。 |
解説
ア | 「スコープ」を明確にするための施策 |
イ | 「コスト」を明確にするための施策 |
ウ | 「スケジュール」を明確にするための施策 |
エ | 「プロジェクト情報の作成や配布の方法」を明確にするための施策(正解) |
解答
エ
ITパスポート 平成29年度秋期 問48
システム開発プロジェクトにおいて,プロジェクトマネージャはプロジェクトメンバに対して,適切なコミュニケーションを取る必要がある。プロジェクトメンバとのコミュニケーションに関して考慮すべき事項として,適切なものはどれか。
ア | 機密性を重視する場合はプロジェクトメンバを限定した会議を開催する,効率性を重視する場合は電子メールの同報機能を利用するなど,コミュニケーションする情報に応じて方法を選択すべきである。 |
イ | 緊急性や機密性よりも効率性を重視し,常に電子メールや電子掲示板などのコミュニケーション方法を使用すべきである。 |
ウ | 公平性を維持するために,プロジェクト外部のステークホルダとプロジェクトメンバに対して常に同じ方法,同じ資料を用いてコミュニケーションを取る必要がある。 |
エ | プロジェクトメンバに情報を発信する場合は,情報を受け取る義務がプロジェクトメンバにあるので,情報を受け取ったことを確認する必要はない。 |
解説
ア | 機密性を重視する場合はプロジェクトメンバを限定した会議を開催する,効率性を重視する場合は電子メールの同報機能を利用するなど,コミュニケーションする情報に応じて方法を選択すべきである。(正解) |
イ | コミュニケーションする情報に応じて,コミュニケーション方法を選択すべきである。 |
ウ | コミュニケーションする相手に応じて,コミュニケーション方法や資料を選択すべきである。 |
エ | プロジェクトメンバは,情報を受け取ったことを確認する必要がある。 |
解答
ア
ITパスポート 平成29年度春期 問50
プロジェクトチームのメンバがそれぞれ1対1で情報の伝達を行う必要がある。メンバが10人から15人に増えた場合に,情報の伝達を行うために必要な経路は幾つ増加するか。
ア | 5 |
イ | 10 |
ウ | 60 |
エ | 105 |
解説
(イメージから解く)
・メンバが10人の場合
各自相手が9人いるので,10×9通り。ただし,例えばA-B,B-A…は同じ経路なので,
10×9÷2=45経路
・メンバが15人の場合
各自相手が14人いるので,15×14通り。ただし,例えばA-B,B-A…は同じ経路なので,
15×14÷2=105経路
105-45=60経路
よって,ウである。
解答
ウ
ITパスポート 平成30年度秋期 問42
1対1で情報の伝達を行う必要があるプロジェクトチームにおいて,メンバが6人から10人に増えた場合,情報の伝達を行うために必要な経路の数は何倍になるか。
ア | 1.5 |
イ | 2.5 |
ウ | 3 |
エ | 6 |
解説
(イメージから解く)
・メンバが6人の場合
各自相手が5人いるので,6×5通り。ただし,例えばA-B,B-A…は同じ経路なので,
6×5÷2=15経路
・メンバが10人の場合
各自相手が9人いるので,10×9通り。ただし,例えばA-B,B-A…は同じ経路なので,
10×9÷2=45経路
45÷15=3倍
よって,ウである。
解答
ウ