実体験から始める情報講座

ITパスポート講座

★ 猫本 8-03 テスト手法と運用・保守プロセス(その1) ★

ITパスポート 平成30年度秋期 問44

プログラムのテスト手法に関して,次の記述中のa,bに入れる字句の適切な組合せはどれか。

プログラムの内部構造に着目してテストケースを作成する技法を【 a 】と呼び,【 b 】において活用される。

解説

(頭の準備体操)

ブラックボックステスト:プログラムの外部仕様に着目し検証する。内部構造に着目しない。

ホワイトボックステスト:プログラムの内部構造に着目し検証する。単体テストで用いられる。


よって,エである。

解答

ITパスポート 令和4年度 問45

ブラックボックステストに関する記述として,適切なものはどれか。

ア  プログラムの全ての分岐についてテストする。
イ  プログラムの全ての命令についてテストする。
ウ  プログラムの内部構造に基づいてテストする。
エ  プログラムの入力と出力に着目してテストする。

解説

(頭の準備体操)

ブラックボックステスト:プログラムの外部仕様に着目し検証する。内部構造に着目しない。

ホワイトボックステスト:プログラムの内部構造に着目し検証する。単体テストで用いられる。


ア  ホワイトボックステスト。分岐まで検証するということは,内部構造に着目している。
イ  ホワイトボックステスト。命令まで検証するということは,内部構造に着目している。
ウ  ホワイトボックステスト
エ  ブラックボックステスト(正解)

解答

ITパスポート 平成28年度春期 問43

システム開発のテストを,単体テスト,結合テスト,システムテスト,運用テストの順に行う場合,システムテストの内容として,適切なものはどれか。

ア  個々のプログラムに誤りがないことを検証する。
イ  性能要件を満たしていることを開発者が検証する。
ウ  プログラム間のインタフェースに誤りがないことを検証する。
エ  利用者が実際に運用することで,業務の運用が要件どおり実施できることを検証する。

解説

(頭の準備体操)

単体テスト:個々のプログラムを検証する。

結合テスト:プログラム間のインタフェースを検証する。

システムテスト:システムの要件(機能や性能)を満たしていることを検証する。

運用テスト:実際にシステムを運用し,業務が要件どおり運用できることを検証する。


ア  単体テスト
イ  システムテスト(正解)
ウ  結合テスト
エ  運用テスト

解答

ITパスポート 令和2年度 問36

納入されたソフトウェアの一連のテストの中で,開発を発注した利用者が主体となって実施するテストはどれか。

ア  受入れテスト
イ  結合テスト
ウ  システムテスト
エ  単体テスト

解説

(頭の準備体操)

ソフトウェア受入テスト:発注したソフトウェアが発注側の要求を満たしていることを検証する。発注側が確認し,承諾すれば納品される。


よって,アである。

解答

ITパスポート 平成30年度春期 問46

発注したソフトウェアが要求事項を満たしていることをユーザが自ら確認するテストとして,適切なものはどれか。

ア  受入れテスト
イ  結合テスト
ウ  システムテスト
エ  単体テスト

解説

(頭の準備体操)

ソフトウェア受入テスト:発注したソフトウェアが発注側の要求を満たしていることを検証する。発注側が確認し,承諾すれば納品される。


よって,アである。

解答

ITパスポート 平成28年度春期 問42

システム開発のプロセスには,ソフトウェア要件定義,ソフトウェア方式設計,ソフトウェア結合テスト,ソフトウェア導入,ソフトウェア受入れなどがある。システム開発の関係者を開発者側と利用者側に分けたとき,ソフトウェア受入れで実施する作業はどれか。

ア  開発が完了したソフトウェアを,開発者側が本番環境に配置する。
イ  開発者側が利用者側にヒアリングを行って,ソフトウェアに要求される機能,性能を明確にする。
ウ  ソフトウェアが要件を満たしていて,利用できる水準であることを,利用者側が確認する。
エ  ソフトウェア要件定義書が利用者側のニーズを満たしていることを確認するために,開発者側がレビューを行う。

解説

(頭の準備体操)

ソフトウェア受入テスト:発注したソフトウェアが発注側の要求を満たしていることを検証する。発注側が確認し,承諾すれば納品される。


ア  「ソフトウェア導入」で実施する作業
イ  「ソフトウェア要件定義」で実施する作業
ウ  「ソフトウェア受入れ」で実施する作業(正解)
エ  「ソフトウェア要件定義」で実施する作業

解答