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ITパスポート講座

★ 猫本 8-02 開発プロセス(その3) ★

ITパスポート 令和元年度秋期 問47

ソフトウェアの品質を判定する指標として,機能単位の不良件数をその開発規模で割った値を"不良密度"と定義する。不良密度の下限値と上限値を設定し,実績値がその範囲を逸脱した場合に問題ありと判定するとき,A工程では問題がなく,B工程で問題があると判定される機能はどれか。ここで,不良密度の下限値は0.25件/KS,上限値は0.65件/KSとする。また,不良密度の下限値,上限値及び開発規模は,両工程とも同じとする。

解説

・「機能単位の不良件数をその開発規模で割った値を"不良密度"と定義する。」

・「不良密度の下限値は0.25件/KS,上限値は0.65件/KSとする。」ことから,不良密度が0.25以下,または不良密度が0.65以上なら,問題ありと判断する。


ア  A工程の不良密度:6/10=0.6(問題なし)
B工程の不良密度:3/10=0.3(問題なし)
イ  A工程の不良密度:14/20=0.7(問題あり)
B工程の不良密度:10/20=0.5(問題なし)
ウ  A工程の不良密度:10/50=0.2(問題あり)
B工程の不良密度:40/50=0.8(問題あり)
エ  A工程の不良密度:32/80=0.4(問題なし)
B工程の不良密度:8/80=0.1(問題あり)

よって,エである。

解答