ITパスポート講座
★ 猫本 8-01 企画・要件定義と調達(その5) ★
ITパスポート 平成30年度秋期 問17
A社は,営業担当者が日々のセールス活動で利用する営業部門内システムの構築プロジェクトを進めている。このプロジェクトは,システム開発部門長がプロジェクトマネージャとなり,システム開発部門から選ばれたメンバによって編成されている。当該システムの業務要件定義を完了するための主要な手続として,適切なものはどれか。
ア | 営業活動方針を基にプロジェクトメンバが描いたシステムのあるべき姿を,営業企画担当者に提出する。 |
イ | 営業部門長と営業担当者から聴取した業務ニーズをプロジェクトメンバが整理・要約し,営業部門長と合意する。 |
ウ | 業務要件としてプロジェクトメンバが作成したセールス活動の現状の業務フローを,営業担当者に報告する。 |
エ | ブレーンストーミングによってプロジェクトメンバが洗い出した業務要件を,プロジェクトマネージャが承認する。 |
解説
(頭の準備体操)
要件定義プロセス:業務を実現するために,システムに実装すべき機能を明らかにする。利害関係者の合意が必要である。
よって,イである。
解答
イ
ITパスポート 平成30年度春期 問6
システムのライフサイクルプロセスの一つに位置付けられる,要件定義プロセスで定義するシステム化の要件には,業務要件を実現するために必要なシステム機能を明らかにする機能要件と,それ以外の技術要件や運用要件などを明らかにする非機能要件がある。非機能要件だけを全て挙げたものはどれか。
a. 業務機能間のデータの流れ
b. システム監視のサイクル
c. 障害発生時の許容復旧時間
ア | a,c |
イ | b |
ウ | b,c |
エ | c |
解説
(頭の準備体操)
要件定義
・機能要件:業務要件を実現するためにシステムに実装すべき機能の要件
・非機能要件:機能要件以外の技術要件や運用要件。性能,品質,セキュリティなど
a. | 機能要件 |
b. | 非機能要件 |
c. | 非機能要件 |
よって,ウである。
解答
ウ
ITパスポート 平成28年度春期 問1
次の問題»
連結会計システムの開発に当たり,機能要件と非機能要件を次の表のように分類した。aに入る要件として,適切なものはどれか。

ア | 故障などによる年間停止時間が,合計で10時間以内であること |
イ | 誤入力した伝票は,訂正用伝票で訂正すること |
ウ | 法定帳票以外に,役員会用資料作成のためのデータを自動抽出できること |
エ | 連結対象とする会社は毎年変更できること |
解説
(頭の準備体操)
要件定義
・機能要件:業務要件を実現するためにシステムに実装すべき機能の要件
・非機能要件:機能要件以外の技術要件や運用要件。性能,品質,セキュリティなど
ア | 非機能要件(正解) |
イ | 機能要件 |
ウ | 機能要件 |
エ | 機能要件 |
解答
ア
ITパスポート 平成28年度春期 問55
情報システムの要件は,業務要件を実現するための機能を記述した機能要件と,性能や保守のしやすさなどについて記述した非機能要件に分類することができる。機能要件に該当するものはどれか。
ア | システムが取り扱う入出力データの種類 |
イ | システム障害発生時の許容復旧時間 |
ウ | システムの移行手順 |
エ | 目標とするシステムの品質と開発コスト |
解説
(頭の準備体操)
要件定義
・機能要件:業務要件を実現するためにシステムに実装すべき機能の要件
・非機能要件:機能要件以外の技術要件や運用要件。性能,品質,セキュリティなど
ア | 機能要件(正解) |
イ | 非機能要件 |
ウ | 非機能要件 |
エ | 非機能要件 |
解答
ア