ITパスポート講座
★ 猫本 6-06 トランザクション処理(その2) ★
ITパスポート 平成30年度秋期 問75
DBMSにおいて,一連の処理が全て成功したら処理結果を確定し,途中で失敗したら処理前の状態に戻す特性をもつものはどれか。
ア | インデックス |
イ | トランザクション |
ウ | レプリケーション |
エ | ログ |
解説
(頭の準備体操)
トランザクション:切り離すことができない一連のかたまり
ア | 「検索を高速に行う目的で,必要に応じて設定し,利用する情報」(IP30.1.86) |
イ | 切り離すことができない一連のかたまり。一連の処理が全て成功したら処理結果を確定し,途中で失敗したら処理前の状態に戻す特性をもつ。All or Nothingということ。(正解) |
ウ | 「DBMSにおいて,あるサーバのデータを他のサーバに複製し,同期をとることで,可用性や性能の向上を図る手法のこと」(IP29.1.78) |
エ | 「データベースの回復処理のため,データの更新前後の値を書き出してデータベースの更新記録を取ったものである。」(IP24.1.32) |
解答
イ
ITパスポート 令和3年度 問62
金融システムの口座振替では,振替元の口座からの出金処理と振替先の口座への入金処理について,両方の処理が実行されるか,両方とも実行されないかのどちらかであることを保証することによってデータベースの整合性を保っている。データベースに対するこのような一連の処理をトランザクションとして扱い,矛盾なく処理が完了したときに,データベースの更新内容を確定することを何というか。
ア | コミット |
イ | スキーマ |
ウ | ロールフォワード |
エ | ロック |
解説
(頭の準備体操)
コミット:「トランザクションが正常に処理されたときに,データベースへの更新を確定させること」(IP30.2.63)
ア | 「トランザクションが正常に処理されたときに,データベースへの更新を確定させること」(IP30.2.63)(正解) |
イ | データの構造や性質,形式,ほかのデータとの関連などを定義したもの |
ウ | 「データベースが格納されている記憶媒体に故障が発生した場合,バックアップファイルとログを用いてデータベースを回復する操作」(FE30.2.30) |
エ | あるトランザクションが更新しているデータに対して,他のトランザクションからアクセスできないようにすること |
解答
ア