ITパスポート講座
★ 猫本 4-05 通信サービス(その2) ★
※令和4年度の問題より,表記が「ディジタル」から「デジタル」へ変更されたため統一
ITパスポート 平成29年度秋期 問93
仮想移動体通信事業者(MVNO)が行うものとして,適切なものはどれか。
ア | 移動体通信事業者が利用する移動体通信用の周波数の割当てを行う。 |
イ | 携帯電話やPHSなどの移動体通信網を自社でもち,自社ブランドで通信サービスを提供する。 |
ウ | 他の事業者の移動体通信網を借用して,自社ブランドで通信サービスを提供する。 |
エ | 他の事業者の移動体通信網を借用して通信サービスを提供する事業者のために,移動体通信網の調達や課金システムの構築,端末の開発支援サービスなどを行う。 |
解説
(頭の準備体操)
MVMO:他社から移動体通信網を借りて,自社ブランドの移動体通信サービスを提供する事業者
ア | 総務省が移動体通信用の周波数の割り当てを行う。 |
イ | 移動体通信事業者(MNO:Mobile Network Operator) |
ウ | 仮想移動体通信事業者(MVNO:Mobile Virtual Network Operator)(正解) |
エ | 仮想移動体サービス提供者(MVNE:Mobile Virtual Network Enabler) |
解答
ウ
ITパスポート 令和3年度 問71
移動体通信サービスのインフラを他社から借りて,自社ブランドのスマートフォンやSIMカードによる移動体通信サービスを提供する事業者を何と呼ぶか。
ア | ISP |
イ | MNP |
ウ | MVNO |
エ | OSS |
解説
(頭の準備体操)
MVMO:他社から移動体通信網を借りて,自社ブランドの移動体通信サービスを提供する事業者
ア | ISP:Internet Service Provider(インターネットサービスプロバイダ) 「インターネットに接続する通信ネットワークを提供する事業者」(IP30.1.31) |
イ | MNP:Mobile Number Portability(携帯電話番号ポータビリティ) 携帯電話番号を変更することなく,他の携帯電話事業者の移動体通信サービスに乗り換えることができる制度 |
ウ | MVMO:Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者) 「他の事業者の移動体通信網を借用して,自社ブランドで通信サービスを提供する。」(IP29.2.93) |
エ | OSS:Open Source Software(オープンソースソフトウェア) ソースコードが公開され,利用や改変,再配布が許可されているソフトウェア |
解答
ウ
ITパスポート 平成30年度秋期 問83改
SIMカードの説明として,適切なものはどれか。
ア | インターネットバンキングなどのセキュリティ確保の目的で使用する,一度しか使えないパスワードを必要なときに生成するカード型装置 |
イ | 携帯電話機などに差し込んで使用する,電話番号や契約者IDなどが記録されたICカード |
ウ | デジタル音楽プレーヤ,デジタルカメラなどで使用される,コンテンツ保存用の大容量のメモリカード |
エ | デジタル放送受信機に同梱されていて,デジタル放送のスクランブルを解除するために使用されるカード |
解説
(頭の準備体操)
SIMカード:携帯電話会社などとの契約情報を記録したICカード
ア | カード型トークン |
イ | SIMカード(正解) |
ウ | SDカード |
エ | B-CASカード |
解答
イ
ITパスポート 平成29年度春期 問97
携帯電話会社が発行する,契約情報を記録したICカードであり,携帯電話機などに差し込んで使用するものを何というか。
ア | B-CASカード |
イ | PCカード |
ウ | SDカード |
エ | SIMカード |
解説
(頭の準備体操)
SIMカード:携帯電話会社などとの契約情報を記録したICカード
ア | 「デジタル放送受信機に同梱されていて,デジタル放送のスクランブルを解除するために使用されるカード」(IP30.2.83改) |
イ | PCの機能を拡張するためのカード |
ウ | 「デジタル音楽プレーヤ,デジタルカメラなどで使用される,コンテンツ保存用の大容量のメモリカード」(IP30.2.83改) |
エ | 「携帯電話機などに差し込んで使用する,電話番号や契約者IDなどが記録されたICカード」(IP30.2.83)(正解) |
解答
エ
ITパスポート 平成28年度秋期 問70
テザリング機能をもつスマートフォンを利用した,PCのインターネット接続に関する記述のうち,適切なものはどれか。
ア | PCとスマートフォンの接続は無線LANに限定されるので,無線LANに対応したPCが必要である。 |
イ | 携帯電話回線のネットワークを利用するので安全性は確保されており,PCのウイルス対策は必要ない。 |
ウ | スマートフォンをルータとして利用できるので,別途ルータを用意する必要はない。 |
エ | テザリング専用プロトコルに対応したPCを用意する必要がある。 |
解説
(頭の準備体操)
テザリング機能:スマートフォンをモバイルルータのように使って,PCやタブレットをインターネット接続させる機能
ア | PCとスマートフォンとの間は,無線通信(Wi-Fi・Bluetooth)だけでなく,有線通信(USB)でも接続できる。 |
イ | 携帯電話回線のネットワークを利用する場合も,PCのウイルス対策は必要である。 |
ウ | スマートフォンをルータとして利用できるので,別途ルータを用意する必要はない。(正解) |
エ | PCとスマートフォンとの間を,無線通信か有線通信で接続できれば,テザリング機能は利用できる。ただし,スマートフォンがテザリング機能に対応している必要がある。 |
解答
ウ
ITパスポート 平成30年度春期 問99
複数の異なる周波数帯の電波を束ねることによって,無線通信の高速化や安定化を図る手法はどれか。
ア | FTTH |
イ | MVNO |
ウ | キャリアアグリゲーション |
エ | ハンドオーバ |
解説
(頭の準備体操)
キャリアアグリゲーション:複数の周波数帯を束ねることで,無線通信の高速化や安定化を図る。
ア | 「光ファイバを使った家庭向けの通信サービスの形態」(IP29.1.68) |
イ | 「移動体通信サービスのインフラを他社から借りて,自社ブランドのスマートフォンやSIMカードによる移動体通信サービスを提供する事業者」(IP03.71) |
ウ | 複数の異なる周波数帯の電波を束ねることによって,無線通信の高速化や安定化を図る手法(正解) |
エ | スマートフォンなどの端末が接続する基地局を,利用者の移動にともなって切り替えること。 これにより,基地局の電波の届く範囲から外れることなく継続して通話や通信ができる。 |
解答 ウ