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ITパスポート講座

★ 猫本 3-06 ソリューションビジネスとシステム活用促進(その1) ★

ITパスポート 平成31年度春期 問30

自社の情報システムを,自社が管理する設備内に導入して運用する形態を表す用語はどれか。

ア  アウトソーシング
イ  オンプレミス
ウ  クラウドコンピューティング
エ  グリッドコンピューティング

解説

(頭の準備体操)

オンプレミス:自社の施設内に,自社が所有する情報システムを設置して運用すること


ア  企業が自社の業務の一部を外部の業者に委託する形態
イ  自社の施設内に,自社が所有する情報システムを設置して運用すること(正解)
ウ  「コンピュータの資源をネットワークを介して提供することによって,利用者がスケーラビリティやアベイラビリティの高いサービスを容易に受けられるようになること」(FE24.1.15)。スケーラビリティ(拡張可能性)。アベイラビリティ(可用性)
エ  「ネットワークを介して複数のコンピュータを結ぶことによって処理能力の高いシステムを作り出す。」(FE20.2.31)

解答

ITパスポート 平成28年度秋期 問22

自然災害などによるシステム障害に備えるため,自社のコンピュータセンタとは別の地域に自社のバックアップサーバを設置したい。このとき利用する外部業者のサービスとして,適切なものはどれか。

ア  ASP
イ  BPO
ウ  SaaS
エ  ハウジング

解説

(頭の準備体操)

ハウジングサービス:サービス提供事業者がサーバを設置する施設(スペース)を貸し出すサービス。その施設に,自社のサーバを預ける。 


ア  ASP(Application Service Provider):業務アプリをネットワーク経由で提供するサービス,またはそのサービスを提供する事業者
イ  BPO(Business Process Outsourcing):「自社の業務処理の一部を外部の事業者に任せる経営手法」(IP26.2.22)
ウ  SaaS(Software as a Service):「インターネット経由でアプリケーションソフトウェアの機能を,必要なときだけ利用者に提供するサービスのこと」(FE24.2.63)
エ  「サービス事業者の施設に利用者が独自のサーバを持ち込み,サーバの選定や組合せは自由に行う。」(FE29.1.63)(正解)

解答

ITパスポート 令和3年度 問5

クラウドコンピューティングの説明として,最も適切なものはどれか。

ア  システム全体を管理する大型汎用機などのコンピュータに,データを一極集中させて処理すること
イ  情報システム部門以外の人が自らコンピュータを操作し,自分や自部門の業務に役立てること
ウ  ソフトウェアやハードウェアなどの各種リソースを,インターネットなどのネットワークを経由して,オンデマンドでスケーラブルに利用すること
エ  ネットワークを介して,複数台のコンピュータに処理を分散させ,処理結果を共有すること

解説

(頭の準備体操)

クラウドコンピューティング:クラウド事業者がインターネット上に整備したサーバやOS,ソフトウェアなどをサービスとして提供し,利用者がそのサービスを利用する形態


ア  集中システム
イ  EUC(End User Computing:エンドユーザコンピューティング)
ウ  クラウドコンピューティング。スケーラブル(拡張性のある)(正解)
エ  分散処理システム

解答

ITパスポート 平成30年度秋期 問9

"クラウドコンピューティング"に関する記述として,適切なものはどれか。

ア  インターネットの通信プロトコル
イ  コンピュータ資源の提供に関するサービスモデル
ウ  仕様変更に柔軟に対応できるソフトウェア開発の手法
エ  電子商取引などに使われる電子データ交換の規格

解説

(頭の準備体操)

クラウドコンピューティング:クラウド事業者がインターネット上に整備したサーバやOS,ソフトウェアなどをサービスとして提供し,利用者がそのサービスを利用する形態


ア  TCP/IP
イ  クラウドコンピューティング(正解)
ウ  アジャイル開発
エ  EDI(Electronic Data Interchange:電子データ交換)

解答

ITパスポート 平成29年度秋期 問11

SaaSの説明として,最も適切なものはどれか。

ア  インターネットへの接続サービスを提供する。
イ  システムの稼働に必要な規模のハードウェア機能を,サービスとしてネットワーク経由で提供する。
ウ  ハードウェア機能に加えて,OSやデータベースソフトウェアなど,アプリケーションソフトウェアの稼働に必要な基盤をネットワーク経由で提供する。
エ  利用者に対して,アプリケーションソフトウェアの必要な機能だけを必要なときに,ネットワーク経由で提供する。

解説

ア  ISP(Internet Service Provider:インターネットサービスプロバイダ)
イ  IaaS(Infrastructure as a Service)
ウ  PaaS(Platform as a Service)
エ  SaaS(Software as a Service)(正解)

解答

ITパスポート 平成29年度春期 問23

組織の情報共有とコミュニケーションの促進を図るためにグループウェアを利用することを検討している。必要なサーバやソフトウェアを自社で購入せずに利用できるソリューションとして,適切なものはどれか。

ア  ASP
イ  BPO
ウ  ISP
エ  SI

解説

(頭の準備体操)

ASP(Application Service Provider):業務アプリをネットワーク経由で提供するサービス,またはそのサービスを提供する事業者


ア  「業務用ソフトウェアを,インターネットを経由して利用可能とするサービス」(IP24.1.26)(正解)
イ  BPO(Business Process Outsourcing):「自社の業務処理の一部を外部の事業者に任せる経営手法」(IP26.2.22)
ウ  ISP(Internet Service Provider):「業務用ソフトウェアを,インターネットを経由して利用可能とするサービス」(IP29.2.11)
エ  SI(System Integration:システムインテグレーション):「ユーザニーズに応じて,ハードウェアを含めた情報システムの構築を一括して請け負うサービスである。」(AD14.1.40)

解答

ITパスポート 平成28年度春期 問6

情報システムの構築に当たり,要件定義から開発作業までを外部に委託し,開発したシステムの運用は自社で行いたい。委託の際に利用するサービスとして,適切なものはどれか。

ア  SaaS(Software as a Service)
イ  システムインテグレーションサービス
ウ  ハウジングサービス
エ  ホスティングサービス

解説

(頭の準備体操)

SI(System Integration:システムインテグレーション):情報システムの企画から開発・運用・保守までの業務を請け負うサービス


ア  SaaS(Software as a Service):「利用者に対して,アプリケーションソフトウェアの必要な機能だけを必要なときに,ネットワーク経由で提供する。」(IP29.2.11)
イ  情報システムの企画から開発・運用・保守までの業務を請け負うサービス(正解)
ウ  「サービス事業者の施設に利用者が独自のサーバを持ち込み,サーバの選定や組合せは自由に行う。」(FE29.1.63)
エ  「サービス事業者が用意したサーバの利用権を利用者に貸し出す。」(FE29.1.63)

解答