ITパスポート講座
★ 猫本 3-05 IoTシステムと組込みシステム(その4) ★
ITパスポート 平成31年度春期 問86
IoT端末で用いられているLPWA(Low Power Wide Area)の特徴に関する次の記述中のa,bに入れる字句の適切な組合せはどれか。
LPWAの技術を使った無線通信は,無線LANと比べると,通信速度は【 a 】,消費電力は【 b 】。
解説
(頭の準備体操)
LPWA(Low Power Wide Area):「バッテリ消費量が少なく,一つの基地局で広範囲をカバーできる無線通信技術であり,複数のセンサが同時につながるネットワークに適している。」(AP29.2.10)
LPWAの技術を使った無線通信は,無線LANと比べると,通信速度は【遅く】,消費電力は【少ない】。
よって,ウである。
解答
ウ
ITパスポート 令和3年度 問92
IoT機器からのデータ収集などを行う際の通信に用いられる,数十kmまでの範囲で無線通信が可能な広域性と省電力性を備えるものはどれか。
ア | BLE |
イ | LPWA |
ウ | MDM |
エ | MVNO |
解説
(頭の準備体操)
LPWA(Low Power Wide Area):「バッテリ消費量が少なく,一つの基地局で広範囲をカバーできる無線通信技術であり,複数のセンサが同時につながるネットワークに適している。」(AP29.2.10)
ア | BLE(Bluetooth Low Energy):「IoTエリアネットワークの通信などに利用されるBLEは,Bluetooth4.0で追加された仕様である。」「一般的なボタン電池で,半年から数年間の連続動作が可能なほどに低消費電力である。」(IP04.1.92) |
イ | LPWA(Low Power Wide Area):「LPWAの技術を使った無線通信は,無線LANと比べると,通信速度は遅く,消費電力は少ない。」(IP31.1.86)(正解) |
ウ | MDM(Mobile Device Management):「モバイル端末の状況の監視,リモートロックや遠隔データ削除ができるエージェントソフトの導入などによって,企業システムの管理者による適切な端末管理を実現すること」(IP30.2.72) |
エ | MVMO(Mobile Virtual Network Operator:仮想移動体通信事業者):「移動体通信サービスのインフラを他社から借りて,自社ブランドのスマートフォンやSIMカードによる移動体通信サービスを提供する事業者」(IP03.1.71) |
解答
イ
ITパスポート 令和2年度 問70
LPWAの特徴として,適切なものはどれか。
ア | AIに関する技術であり,ルールなどを明示的にプログラミングすることなく,入力されたデータからコンピュータが新たな知識やルールなどを獲得できる。 |
イ | 低消費電力型の広域無線ネットワークであり,通信速度は携帯電話システムと比較して低速なものの,一般的な電池で数年以上の運用が可能な省電力性と,最大で数十kmの通信が可能な広域性を有している。 |
ウ | 分散型台帳技術の一つであり,複数の取引記録をまとめたデータを順次作成し,直前のデータのハッシュ値を埋め込むことによって,データを相互に関連付け,矛盾なく改ざんすることを困難にして,データの信頼性を高めている。 |
エ | 無線LANの暗号化方式であり,脆弱性が指摘されているWEPに代わって利用が推奨されている。 |
解説
(頭の準備体操)
LPWA(Low Power Wide Area):「バッテリ消費量が少なく,一つの基地局で広範囲をカバーできる無線通信技術であり,複数のセンサが同時につながるネットワークに適している。」(AP29.2.10)
ア | 機械学習 |
イ | LPWA(Low Power Wide Area)(正解) |
ウ | ブロックチェーン |
エ | WPA2 |
解答
イ
ITパスポート 令和元年度秋期 問81
IoTシステム向けに使われる無線ネットワークであり,一般的な電池で数年以上の運用が可能な省電力性と,最大で数十kmの通信が可能な広域性を有するものはどれか。
ア | LPWA |
イ | MDM |
ウ | SDN |
エ | WPA2 |
解説
(頭の準備体操)
LPWA(Low Power Wide Area):「バッテリ消費量が少なく,一つの基地局で広範囲をカバーできる無線通信技術であり,複数のセンサが同時につながるネットワークに適している。」(AP29.2.10)
ア | LPWA(Low Power Wide Area):「低消費電力型の広域無線ネットワークであり,通信速度は携帯電話システムと比較して低速なものの,一般的な電池で数年以上の運用が可能な省電力性と,最大で数十kmの通信が可能な広域性を有している。」(IP02.2.70)(正解) |
イ | MDM(Mobile Device Management):「モバイル端末の状況の監視,リモートロックや遠隔データ削除ができるエージェントソフトの導入などによって,企業システムの管理者による適切な端末管理を実現すること」(IP30.2.72) |
ウ | SDN(Software-Defined Networking):「データ転送と経路制御の機能を論理的に分離し,データ転送に特化したネットワーク機器とソフトウェアによる経路制御の組合せで実現するネットワーク技術」(FE31.1.35) |
エ | WPA2:「無線LANの暗号化方式であり,脆弱性が指摘されているWEPに代わって利用が推奨されている。」(IP02.2.70) |
解答
ア
ITパスポート 令和3年度 問80
IoTデバイス,IoTゲートウェイ及びIoTサーバで構成された,温度・湿度管理システムがある。IoTデバイスとその近傍に設置されたIoTゲートウェイとの間を接続するのに使用する,低消費電力の無線通信の仕様として,適切なものはどれか。
ア | BLE |
イ | HEMS |
ウ | NUI |
エ | PLC |
解説
(頭の準備体操)
BLE(Bluetooth Low Energy):Bluetoothの通信方式の一つ。「IoT機器からのデータ収集などを行う際の通信に用いられる,数十kmまでの範囲で無線通信が可能な広域性と省電力性を備えるもの」(IP03.1.92)
ア | BLE(Bluetooth Low Energy):「IoT機器からのデータ収集などを行う際の通信に用いられる,数十kmまでの範囲で無線通信が可能な広域性と省電力性を備えるもの」(IP03.1.92)(正解) |
イ | HEMS(Home Energy Management System):「複数の家電製品をネットワークでつなぎ,電力の可視化及び電力消費の最適制御を行うシステム」(FE29.2.23) |
ウ | NUI(Natural User Interface):自然で直観的に操作できるインターフェース |
エ | PLC(Power Line Communications):「既設の電気配線を利用してLANを構築できる技術であり,新たにLANケーブルを敷設しなくてもよい。」(IP31.1.83) |
解答
ア