ITパスポート講座
★ 猫本 1-03 主記憶と補助記憶(その1) ★
ITパスポート 平成29年度春期 問92
CPUのキャッシュメモリに関する説明のうち,適切なものはどれか。
ア | キャッシュメモリのサイズは,主記憶のサイズよりも大きいか同じである。 |
イ | キャッシュメモリは,主記憶の実効アクセス時間を短縮するために使われる。 |
ウ | 主記憶の大きいコンピュータには,キャッシュメモリを搭載しても効果はない。 |
エ | ヒット率を上げるために,よく使うプログラムを利用者が指定して常駐させる。 |
解説
(頭の準備体操)
キャッシュメモリ:「CPUコアと主記憶の間にあって,データを高速に読み書きするためのメモリ」(IP22.1.66)
ア | キャッシュメモリのサイズは,主記憶のサイズよりも小さい。 |
イ | キャッシュメモリは,主記憶の実効アクセス時間を短縮するために使われる。(正解) |
ウ | 主記憶の大きさに関わらず,キャッシュメモリを搭載することで,主記憶の実効アクセス時間を短縮する効果がある。 |
エ | OSがキャッシュメモリの制御を行う。ヒット率:処理に必要なデータがキャッシュメモリ上に存在している確率 |
解答
イ
ITパスポート 平成30年度秋期 問65
CPUに搭載された1次と2次のキャッシュメモリに関する記述のうち,適切なものはどれか。
ア | 1次キャッシュメモリは,2次キャッシュメモリよりも容量が大きい。 |
イ | 2次キャッシュメモリは,メインメモリよりも読み書き速度が遅い。 |
ウ | CPUがデータを読み出すとき,まず1次キャッシュメモリにアクセスし,データが無い場合は2次キャッシュメモリにアクセスする。 |
エ | 処理に必要な全てのデータは,プログラム開始時に1次又は2次キャッシュメモリ上に存在しなければならない。 |
解説
(頭の準備体操)
キャッシュメモリ:「CPUコアと主記憶の間にあって,データを高速に読み書きするためのメモリ」(IP22.1.66)
ア | 1次キャッシュメモリは,2次キャッシュメモリよりも容量が小さい。 |
イ | 2次キャッシュメモリは,メインメモリよりも読み書き速度が速い。 |
ウ | CPUがデータを読み出すとき,まず1次キャッシュメモリにアクセスし,データが無い場合は2次キャッシュメモリにアクセスする。(正解) |
エ | 使用頻度の高いデータがその都度キャッシュメモリに蓄積される。処理に必要な全てのデータが,プログラム開始時に1次又は2次キャッシュメモリ上に存在するわけではない。 |
解答
ウ
ITパスポート 令和3年度 問64
CPU内部にある高速小容量の記憶回路であり,演算や制御に関わるデータを一時的に記憶するのに用いられるものはどれか。
ア | GPU |
イ | SSD |
ウ | 主記憶 |
エ | レジスタ |
解説
(頭の準備体操)
レジスタ:CPUに内蔵されている演算処理用の記憶回路
ア | 「三次元グラフィックスの画像処理などをCPUに代わって高速に実行する演算装置」(IP28.2.58) |
イ | 「機械的な可動部分が無く,電力消費も少ないという特徴をもつ補助記憶装置」(IP28.1.72) |
ウ | メモリ(メインメモリ)。処理に必要なプログラムやデータを格納する記憶装置 |
エ | CPU内部にある高速小容量の記憶回路であり,演算や制御に関わるデータを一時的に記憶するのに用いられるもの(正解) |
解答
エ
ITパスポート 平成28年度秋期 問84
メモリモジュールを装着するための,PC基板上の差込み口はどれか。
ア | PCカードスロット |
イ | フラッシュメモリ |
ウ | メモリインタリーブ |
エ | メモリスロット |
解説
(頭の準備体操)
メモリスロット:メインメモリを装着するPC基板上にある差込み口
ア | PCの機能を拡張するPCカードを装着するための,PCに装備された差込口 |
イ | 「電気的に書換え可能な,不揮発性のメモリである。」(IP29.2.67) |
ウ | 「主記憶を複数の独立したグループに分けて,各グループに交互にアクセスすることによって,主記憶へのアクセスの高速化を図る。」(FE23.2.12) |
エ | メインメモリを装着するPC基板上にある差込み口(正解) |
解答
エ