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基本情報技術者講座

★ 猫本 11-08 知的財産権とセキュリティ関連法規(その2) ★

基本情報技術者 平成29年度春期 問80

不正競争防止法において,営業秘密となる要件は,"秘密として管理されていること","事業活動に有用な技術上又は経営上の情報であること"ともう一つはどれか。

ア  営業譲渡が可能なこと
イ  期間が10年を超えないこと
ウ  公然と知られていないこと
エ  特許出願をしていること

解説

(頭の準備体操)

不正競争防止法:営業秘密を保護し,不正な競争を防止することを目的とした法律

営業秘密の要件

・事業活動に有益な技術または情報であるもの

・秘密として管理されているもの

・公然と知られていないもの


よって,ウである。

解答

基本情報技術者 平成30年度秋期 問79

個人情報保護委員会"個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)平成28年11月(平成29年3月一部改正)"によれば,個人情報に該当しないものはどれか。

ア  受付に設置した監視カメラに録画された,本人が判別できる映像データ
イ  個人番号の記載がない,社員に交付する源泉徴収票
ウ  指紋認証のための指紋データのバックアップデータ
エ  匿名加工情報に加工された利用者アンケート情報

解説

(頭の準備体操)

匿名加工情報:特定の個人が識別できないように匿名加工した情報


ア  個人情報に該当する
イ  個人情報に該当する
ウ  個人情報に該当する
エ  個人情報に該当しない(正解)

解答