基本情報技術者講座
★ 猫本 11-07 財務・会計(その2) ★
基本情報技術者 平成30年度秋期 問77
ある商品の前月繰越と受払いが表のとおりであるとき,先入先出法によって算出した当月度の売上原価は何円か。
ア | 26,290 |
イ | 26,450 |
ウ | 27,250 |
エ | 27,586 |
解説
(頭の準備体操)
先入先出法:先に仕入れた商品から先に払い出したとみなす方法
(イメージで解く)
「1日 前月繰越 100個」,「5日 仕入 50個」
「15日 売上 70個」
先入先出法なので,1日の70個が払い出されたとみなす。
「20日 仕入 100個」
「25日 売上 60個」
先入先出法なので,1日の30個,5日の30個が払い出されたとみなす。
よって,当月の売上原価(取り消し線の部分)は,1日の100個,5日の30個なので,
200円×100個+215円×30個=26,450円
解答
イ
基本情報技術者 平成30年度春期 午前問78
商品Aの当月分の全ての受払いを表に記載した。商品Aを先入先出法で評価した場合,当月末の在庫の評価額は何円か。
ア | 3,300 |
イ | 3,600 |
ウ | 3,660 |
エ | 3,700 |
解説
(頭の準備体操)
先入先出法:先に仕入れた商品から先に払い出したとみなす方法
(イメージで解く)
「1日 前月繰越 10個」,「4日 仕入 40個」
「5日 売上 30個」
先入先出法なので,1日の10個,4日の20個が払い出されたとみなす。
「7日 仕入 30個」
「10日 仕入 10個」
「30日 売上 30個」
先入先出法なので,4日の20個,7日の10個が払い出されたとみなす。
よって,当月末の在庫の評価額(取り消し線の部分以外)は,7日の20個,10日の10個なので,
130円×20個+110円×10個=3,700円
解答
エ
基本情報技術者 平成29年度秋期 問78
表から,期末在庫品を先入先出法で評価した場合の在庫評価額は何千円か。
ア | 132 |
イ | 138 |
ウ | 150 |
エ | 168 |
解説
(頭の準備体操)
先入先出法:先に仕入れた商品から先に払い出したとみなす方法
「期首在庫 10個」,「4月 仕入 1個」,「6月 仕入 2個」,「7月 仕入 3個」,「9月 仕入 4個」の合計20個
期末在庫が12個なので,20個-12個=8個が払い出された。
ここで,先入先出法なので,期首在庫の8個が払い出されたとみなす。
よって,在庫評価額(取り消し線の部分以外)は,期首在庫の2個,4月の1個,6月の2個,7月の3個,9月の4個なので,
10千円×2個+11千円×1個+12千円×2個+13千円×3個+14千円×4個=150千円
解答
ウ