基本情報技術者講座
★ 猫本 11-07 財務・会計(その1) ★
基本情報技術者 平成29年度秋期 問77・平成28年度春期 問78
財務諸表のうち,一定時点における企業の資産,負債及び純資産を表示し,企業の財政状態を明らかにするものはどれか。
ア | 株主資本等変動計算書 |
イ | キャッシュフロー計算書 |
ウ | 損益計算書 |
エ | 貸借対照表 |
解説
ア | 「会社の純資産の各項目の前期末残高,当期変動額,当期末残高を表示したもの」(IP31.1.18) |
イ | 「一定期間におけるキャッシュフローの状況を活動区分別に表示したもの」(IP31.1.18) |
ウ | 「一定期間に発生した収益と費用によって会社の経営成績を表示したもの」(IP31.1.18) |
エ | 「決算日における会社の財務状態を資産・負債・純資産の区分で表示したもの」(IP31.1.18)(正解) |
解答
エ
基本情報技術者 平成30年度春期 午前問77
貸借対照表の純資産の部に表示される項目はどれか。
ア | 売掛金 |
イ | 資本金 |
ウ | 社債 |
エ | 投資有価証券 |
解説
(頭の準備体操)
資産の部:プラスの財産
負債の部:マイナスの財産
純資産の部:正味の財産
(イメージで解く)
ア | 資産の部 |
イ | 純資産の部(正解) |
ウ | 負債の部 |
エ | 資産の部 |
解答
イ
基本情報技術者 平成29年度春期 問77
キャッシュフロー計算書において,営業活動によるキャッシュフローに該当するものはどれか。
ア | 株式の発行による収入 |
イ | 商品の仕入れによる支出 |
ウ | 短期借入金の返済による支出 |
エ | 有形固定資産の売却による収入 |
解説
(頭の準備体操)
キャッシュフロー計算書:「一定期間におけるキャッシュフローの状況を活動区分別に表示したもの」(IP31.1.18)。「営業活動」,「投資活動」,「財務活動」の三つの活動区分に分けて表したもの
ア | 財務活動によるキャッシュフロー |
イ | 営業活動によるキャッシュフロー(正解) |
ウ | 財務活動によるキャッシュフロー |
エ | 投資活動によるキャッシュフロー |
解答
イ
基本情報技術者 令和元年度秋期 問77
ROIを説明したものはどれか。
ア | 一定期間におけるキャッシュフロー(インフロー,アウトフロー含む)に対して,現在価値でのキャッシュフローの合計値を求めるものである。 |
イ | 一定期間におけるキャッシュフロー(インフロー,アウトフロー含む)に対して,合計値がゼロとなるような,割引率を求めるものである。 |
ウ | 投資額に見合うリターンが得られるかどうかを,利益額を分子に,投資額を分母にして算出するものである。 |
エ | 投資による実現効果によって,投資額をどれだけの期間で回収可能かを定量的に算定するものである。 |
解説
(頭の準備体操)
ROI(Return On Investment):投資した費用に対して得られた利益や効果を表す指標。費用対効果を評価する。
ROI(%)=利益÷投資額×100
ア | NPV法(正味現在価値法) |
イ | IRR法(内部収益率)法 |
ウ | ROI(正解) |
エ | 回収期間法 |
解答
ウ