基本情報技術者講座
★ 猫本 11-07 品質管理(その1) ★
基本情報技術者 平成31年度春期 問77
図は特性要因図の一部を表したものである。a,bの関係はどれか。
ア | bはaの原因である。 |
イ | bはaの手段である。 |
ウ | bはaの属性である。 |
エ | bはaの目的である。 |
解説
(頭の準備体操)
特性要因図:「原因と結果の関連を魚の骨のような形態に整理して体系的にまとめ,結果に対してどのような原因が関連しているかを明確にする。」(FE24.1.74)
bはaの原因を表す。
よって,アである。
解答
ア
基本情報技術者 平成28年度春期 問77
ある工場では,これまでに発生した不良品について,発生要因ごとの件数を記録している。この記録に基づいて,不良品発生の上位を占める要因と件数の累積割合を表したパレート図はどれか。
解説
(頭の準備体操)
パレート図:「データを幾つかの項目に分類し,出現頻度の大きさの順に棒グラフとして並べ,累積和を折れ線グラフで描き,問題点を絞り込む。」(FE24.1.74)
よって,アである。
解答
ア
基本情報技術者 平成29年度秋期 問54
プロジェクトで発生した課題の傾向を分析するために,ステークホルダ,コスト,スケジュール,品質などの管理項目別の課題件数を棒グラフとして件数が多い順に並べ,この順で累積した課題件数を折れ線グラフとして重ね合わせた図を作成した。この図はどれか。
ア | 管理図 |
イ | 散布図 |
ウ | 特性要因図 |
エ | パレート図 |
解説
(頭の準備体操)
パレート図:「データを幾つかの項目に分類し,出現頻度の大きさの順に棒グラフとして並べ,累積和を折れ線グラフで描き,問題点を絞り込む。」(FE24.1.74)
ア | 「時系列的に発生するデータのばらつきを折れ線グラフで表し,管理限界線を利用して客観的に管理する。」(FE24.1.74) |
イ | X軸とY軸の座標上にプロットした点のばらつき具合を表した図。二つの特性間の相関関係を把握する。 |
ウ | 「原因と結果の関連を魚の骨のような形態に整理して体系的にまとめ,結果に対してどのような原因が関連しているかを明確にする。」(FE24.1.74) |
エ | 「データを幾つかの項目に分類し,出現頻度の大きさの順に棒グラフとして並べ,累積和を折れ線グラフで描き,問題点を絞り込む。」(FE24.1.74)(正解) |
解答
エ
基本情報技術者 平成30年度春期 午前問75
ABC分析手法の説明はどれか。
ア | 地域を格子状の複数の区画に分け,様々なデータ(人口,購買力など)に基づいて,より細かに地域分析をする。 |
イ | 何回も同じパネリスト(回答者)に反復調査する。そのデータで地域の傾向や購入層の変化を把握する。 |
ウ | 販売金額,粗利益金額などが高い商品から順番に並べ,その累計比率によって商品を幾つかの階層に分け,高い階層に属する商品の販売量の拡大を図る。 |
エ | 複数の調査データを要因ごとに区分し,集計することによって,関連販売力の分析や同一商品の購入状況などを分析する。 |
解説
(頭の準備体操)
ABC分析:パレート図を利用し,全体に対する比率で,A群,B群,C群のようにクラス分けする。
ア | メッシュ分析 |
イ | パネル調査 |
ウ | ABC分析(正解) |
エ | バスケット分析 |