基本情報技術者講座
★ 猫本 11-04 技術開発戦略(その1) ★
基本情報技術者 令和元年度秋期 問68
技術経営におけるプロダクトイノベーションの説明として,適切なものはどれか。
ア | 新たな商品や他社との差別化ができる商品を開発すること |
イ | 技術開発の成果によって事業利益を獲得すること |
ウ | 技術を核とするビジネスを戦略的にマネジメントすること |
エ | 業務プロセスにおいて革新的な改革をすること |
解説
(頭の準備体操)
プロダクトイノベーション:製品そのものにおける技術革新
ア | プロダクトイノベーション |
イ | MOT(技術経営):「技術革新を効果的に自社のビジネスに結び付けて企業の成長を図る。」(IP27.2.12) |
ウ | 技術戦略マネジメント |
エ | プロセスイノベーション |
解答
ア
基本情報技術者 平成31年度春期 問70
プロセスイノベーションに関する記述として,適切なものはどれか。
ア | 競争を経て広く採用され,結果として事実上の標準となる。 |
イ | 製品の品質を向上する革新的な製造工程を開発する。 |
ウ | 独創的かつ高い技術を基に革新的な新製品を開発する。 |
エ | 半導体の製造プロセスをもっている企業に製造を委託する。 |
解説
(頭の準備体操)
プロセスイノベーション:業務プロセスにおける技術革新
ア | デファクトスタンダード |
イ | プロセスイノベーション(正解) |
ウ | プロダクトイノベーション |
エ | ファブレス:「自社では工場を持たずに製品の企画を行い,他の企業に生産委託する企業形態」(IP21.2.08) |
解答
イ
基本情報技術者 平成28年度秋期 問70
"技術のSカーブ"の説明として,適切なものはどれか。
ア | 新しい技術の普及過程を示すものであり,その技術を応用した製品が市場に浸透すると,普及率の伸びが徐々に減少していくことを度数分布曲線で示す。 |
イ | 技術の進歩の過程を示すものであり,当初は緩やかに進歩するが,やがて急激に進歩し,その後,緩やかに停滞していく過程を示す。 |
ウ | 技術の成熟過程を示すものであり,新技術が実際に普及するまでの間,時間経過とともに変化する認知度の推移を示す。 |
エ | 生産量と単位コストの関係を示すものであり,累積生産量が増加するに従い,単位コストが減少する過程を示す。 |
解説
(頭の準備体操)
技術のS字カーブ:技術の進歩の過程を示した曲線
ア | 成長曲線(ロジスティック曲線) |
イ | 技術のS字カーブ(正解) |
ウ | パイプ曲線 |
エ | 経験曲線(エクスペリエンスカーブ) |
解答
イ
基本情報技術者 平成30年度秋期 問70
技術は,理想とする技術を目指す過程において,導入期,成長期,成熟期,衰退期,そして次の技術フェーズに移行するという進化の過程をたどる。この技術進化過程を表すものはどれか。
ア | 技術のSカーブ |
イ | 需要曲線 |
ウ | バスタブ曲線 |
エ | ラーニングカーブ |
解説
(頭の準備体操)
技術のS字カーブ:技術の進歩の過程を示した曲線
ア | 「技術の進歩の過程を示すものであり,当初は緩やかに進歩するが,やがて急激に進歩し,その後,緩やかに停滞していく過程を示す。」(FE28.2.70)(正解) |
イ | 商品の価格と需要の関係を表したもの |
ウ | 「装置のライフサイクルを故障の面から見てみると,時間経過によって初期故障期,偶発故障期及び摩耗故障期に分けられる。最初の初期故障期では,故障率は時間の経過とともに低下する。やがて安定した状態になり,次の偶発故障期では,故障率は時間の経過に関係なくほぼ一定になる。最後の摩耗故障期では,故障率は時間の経過とともに増加し,最終的に寿命が尽きる。このような故障率と時間経過の関係を表したもの」(IP30.2.58) |
エ | 学習曲線。知識の習得率と時間の関係を表したもの |
解答
ア