基本情報技術者講座
★ 猫本 11-02 経営組織と経営・マーケティング戦略(その2) ★
基本情報技術者 平成31年度春期 問67
企業経営で用いられるコアコンピタンスを説明したものはどれか。
ア | 企業全体の経営資源の配分を有効かつ統合的に管理し,経営の効率向上を図ることである。 |
イ | 競争優位の源泉となる,他社よりも優越した自社独自のスキルや技術などの強みである。 |
ウ | 業務プロセスを根本的に考え直し,抜本的にデザインし直すことによって,企業のコスト,品質,サービス,スピードなどを劇的に改善することである。 |
エ | 最強の競合相手又は先進企業と比較して,製品,サービス,オペレーションなどを定性的・定量的に把握することである。 |
解説
(頭の準備体操)
コアコンピタンス:競合他社がまねできない独自のノウハウや技術などに経営資源を集中し,競争優位性を確立する手法
ア | ERP(Enterprise Resources Planning) |
イ | コアコンピタンス(正解) |
ウ | BPR(Business Process Reengineering) |
エ | ベンチマーキング |
解答
イ
基本情報技術者 平成29年度春期 問67
コアコンピタンスの説明はどれか。
ア | 企業の活動分野において,競合他社にはまねのできない卓越した能力 |
イ | 経営を行う上で法令や各種規制,社会的規範などを遵守する企業活動 |
ウ | 市場・技術・商品(サービス)の観点から設定した,事業の展開領域 |
エ | 組織活動の目的を達成するために行う,業務とシステムの全体最適化手法 |
解説
(頭の準備体操)
コアコンピタンス:競合他社がまねできない独自のノウハウや技術などに経営資源を集中し,競争優位性を確立する手法
ア | コアコンピタンス(正解) |
イ | コンプライアンス(法令遵守) |
ウ | 事業ドメイン |
エ | ITガバナンス |
解答
ア
基本情報技術者 平成29年度秋期 問70
コア技術の事例として,適切なものはどれか。
ア | アライアンスを組んでインタフェースなどを策定し,共通で使うことを目的とした技術 |
イ | 競合他社がまねできないような,自動車エンジンのアイドリングストップ技術 |
ウ | 競合他社と同じCPUコアを採用し,ソフトウェアの移植性を生かす技術 |
エ | 製品の早期開発,早期市場投入を目的として,汎用部品を組み合わせて開発する技術 |
解説
(頭の準備体操)
コア技術:競合他社がまねできない独自の技術
よって,イである。
解答
イ
基本情報技術者 平成28年度春期 問68
企業経営で用いられるベンチマーキングを説明したものはどれか。
ア | 企業全体の経営資源の配分を有効かつ総合的に計画して管理し,経営の効率向上を図ることである。 |
イ | 競合相手又は先進企業と比較して,自社の製品,サービス,オペレーションなどを定性的・定量的に把握することである。 |
ウ | 顧客視点から業務のプロセスを再設計し,情報技術を十分に活用して,企業の体質や構造を抜本的に変革することである。 |
エ | 利益をもたらすことのできる,他社より優越した自社独自のスキルや技術に経営資源を集中することである。 |
解説
(頭の準備体操)
ベンチマーキング:「自社の製品やサービスを測定し,他社の優れたそれらと比較すること」(IP31.1.10)
ア | ERP(Enterprise Resources Planning) |
イ | ベンチマーキング(正解) |
ウ | BPR(Business Process Reengineering) |
エ | ベンチマーキング |
解答
イ
基本情報技術者 平成31年度春期 午前問55
サービスマネジメントのプロセス改善におけるベンチマーキングはどれか。
ア | ITサービスのパフォーマンスを財務,顧客,内部プロセス,学習と成長の観点から測定し,戦略的な活動をサポートする。 |
イ | 業界内外の優れた業務方法(ベストプラクティス)と比較して,サービス品質及びパフォーマンスのレベルを評価する。 |
ウ | サービスのレベルで可用性,信頼性,パフォーマンスを測定し,顧客に報告する。 |
エ | 強み,弱み,機会,脅威の観点からITサービスマネジメントの現状を分析する。 |
解説
(頭の準備体操)
ベンチマーキング:「自社の製品やサービスを測定し,他社の優れたそれらと比較すること」(IP31.1.10)
ア | BSC(バランススコアカード) |
イ | ベンチマーキング(正解) |
ウ | サービスレベル管理 |
エ | SWOT分析 |
解答
イ
基本情報技術者 平成28年度春期 問69
図に示すマトリックスを用いたポートフォリオマネジメントによって,事業計画や競争優位性の分析を行う目的はどれか。
ア | 目標として設定したプロモーション効果を測定するために,自ら置かれた立場を評価する。 |
イ | 目標を設定し,資源配分の優先順位を設定するための基礎として,自らの置かれた立場を評価する。 |
ウ | 目標を設定し,製品の品質を高めることによって,市場での優位性を維持する方策を評価する。 |
エ | 目標を設定するために,季節変動要因や地位的広がりを加味することによって,市場の変化を評価する。 |
解説
(頭の準備体操)
PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント):事業や製品を,「花形」・「負け犬」・「金のなる木」・「問題児」の四つのカテゴリに分類し,経営資源の最適配分を意思決定する手法。市場成長率と市場占有率のマトリックスによって分析する。
よって,イである。
解答
イ
基本情報技術者 平成29年度春期 問62
ITサービスをアウトソーシングする際の,システム保守品質・運用品質の低下リスクへの対応策はどれか。
ア | アウトソーシング後の自社の人材強化計画の提案を,委託先の選定段階で求め,契約書などにも明文化しておく。 |
イ | サービス費用の妥当性を検証できるように,サービス別の詳細な料金体系を契約書などで明文化しておく。 |
ウ | サービス品質を示す指標を用い,目標とする品質のレベルを委託先と取り決めた上で,サービス品質の改善活動を進めていく。 |
エ | システム保守・運用実務などのサービス費用について,査定能力をもつ人材を自社側に確保しておく。 |
解説
(頭の準備体操)
アウトソーシング:外部の事業者に委託すること
「システム保守品質・運用品質の低下リスクへの対応策」なので,ウである。
解答
ウ
基本情報技術者 平成30年度秋期 問62
BPOを説明したものはどれか。
ア | 自社ではサーバを所有せずに,通信事業者などが保有するサーバの処理能力や記憶容量の一部を借りてシステムを運用することである。 |
イ | 自社ではソフトウェアを所有せずに,外部の専門業者が提供するソフトウェアの機能をネットワーク経由で活用することである。 |
ウ | 自社の管理部門やコールセンタなど特定部門の業務プロセス全般を,業務システムの運用などと一体として外部の専門業者に委託することである。 |
エ | 自社よりも人件費の安い派遣会社の社員を活用することによって,ソフトウェア開発の費用を低減させることである。 |
解説
(頭の準備体操)
BPO(Business Process Outsourcing):「自社の業務処理の一部を外部の事業者に任せる経営手法」(IP26.2.22)
ア | ホスティングサービス |
イ | SaaS |
ウ | BPO(正解) |
エ | 人材派遣サービス |
解答
ウ