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基本情報技術者講座

★ 猫本 10-05 システム監査(その4) ★

基本情報技術者 平成30年度秋期 問60

我が国の証券取引所に上場している企業において,内部統制の整備及び運用に最終的な責任を負っている者は誰か。

ア  株主
イ  監査役
ウ  業務担当者
エ  経営者

解説

(頭の準備体操)

内部統制:企業自らが業務を適正に遂行していくために,経営者の責任で体制を構築して運用する仕組み


よって,エである。

解答

基本情報技術者 平成28年度春期 問75

企業経営の透明性を確保するために,企業は誰のために経営を行っているか,トップマネジメントの構造はどうなっているか,組織内部に自浄能力をもっているかなどの視点で,企業活動を監督・監視する仕組みはどれか。

ア  コアコンピタンス
イ  コーポレートアイデンティティ
ウ  コーポレートガバナンス
エ  ステークホルダアナリシス

解説

(頭の準備体操)

コーポレートガバナンス:企業統治。株主や監査役により企業経営そのものを監督・監視する仕組み


ア  「企業の活動分野において,競合他社にはまねのできない卓越した能力」(FE29.1.67)
イ  企業の特性や独自性を確立し,そのイメージを顧客が認識できるように働きかけること
ウ  「経営管理が適切に行われているかどうかを監視し,ステークホルダに対して,企業活動の健全性を維持する仕組みのこと」(AP23.2.73)(正解)
エ  企業を取り巻くステークホルダ(利害関係者)の情報を収集・分析すること

解答