基本情報技術者講座
★ 猫本 10-03 タイムマネジメント(その3) ★
基本情報技術者 令和元年度秋期 問51
二つのアクティビティが次の関係にあるとき,論理的な依存関係はどれか。
"システム要件定義プロセス"が完了すれば,"システム方式設計プロセス"が開始できる。
ア | FF関係(Finish-to-Finish) |
イ | FS関係(Finish-to-Start) |
ウ | SF関係(Start-to-Finish) |
エ | SS関係(Start-to-Start) |
解説
(頭の準備体操)
プレシデンスダイアグラム(PDM):プロジェクトのアクティビティ間の関係を表した図。作業の開始や終了の依存関係を示す。
ア | 先行作業が終わると,後続作業も終わる関係 |
イ | 先行作業が終わると,後続作業が始まる関係(正解) |
ウ | 先行作業が始まると,後続作業が終わる関係 |
エ | 先行作業が始まると,後続作業も始まる関係 |
解答
イ
基本情報技術者 平成31年度春期 午前問52
ある会場で資格試験を実施する際のアクティビティである"受付"と"試験"の依存関係のうち,プレシデンスダイアグラム法(PDM)の開始-終了関係はどれか。
ア | 受付の開始から30分経過したら,試験を開始する。 |
イ | 受付の終了から10分経過したら,試験を開始する。 |
ウ | 受付の終了から45分経過したら,試験を終了する。 |
エ | 試験の開始から20分経過したら,受付を終了する。 |
解説
(頭の準備体操)
プレシデンスダイアグラム(PDM):プロジェクトのアクティビティ間の関係を表した図。作業の開始や終了の依存関係を示す。
ア | SS関係(Start-to-Start) |
イ | FS関係(Finish-to-Start) |
ウ | FF関係(Finish-to-Finish) |
エ | SF関係(Start-to-Finish)(正解) |
解答
エ
基本情報技術者 平成28年度秋期 問52
プロジェクトのスケジュールを短縮するために,アクティビティに割り当てる資源を増やして,アクティビティの所要期間を短縮する技法はどれか。
ア | クラッシング |
イ | クリティカルチェーン法 |
ウ | ファストトラッキング |
エ | モンテカルロ法 |
解説
(頭の準備体操)
クラッシング:「クリティカルパス上のアクティビティに追加資源を投入して,所要期間を短縮する。」(AP25.1.51)
ア | |
イ | 「作業の依存関係と資源の依存関係の両方を考慮して,資源の競合が起きないようにスケジュールを管理する手法である。」(PM22.2.II22) |
ウ | 「通常は順番に行うアクティビティを並行して行うことによって,所要期間を短縮する。」(AP25.1.51) |
エ | 何度もシミュレーションを行なうことで,近似解を求める計算手法 |
解答
ア
基本情報技術者 平成28年度春期 問53
プロジェクト全体のスケジュールを短縮する技法の一つである"クラッシング"では,メンバの時間外勤務を増やしたり,業務内容に精通したメンバを新たに増員したりする。"クラッシング"を行う際に,優先的に資源を投入すべきスケジュールアクティビティはどれか。
ア | 業務の難易度が最も高いスケジュールアクティビティ |
イ | クリティカルパス上のスケジュールアクティビティ |
ウ | 資源が確保できる時期に開始するスケジュールアクティビティ |
エ | 所要期間を最も長く必要とするスケジュールアクティビティ |
解説
(頭の準備体操)
クラッシング:「クリティカルパス上のアクティビティに追加資源を投入して,所要期間を短縮する。」(AP25.1.51)
よって,イである。
解答
イ