基本情報技術者講座
★ 猫本 9-05 ヒューマンインタフェース(その1) ★
基本情報技術者 平成30年度春期 問24・平成28年度秋期 問24
次のような注文データが入力されたとき,注文日が入力日以前の営業日かどうかを検査するために行うチェックはどれか。
ア | シーケンスチェック |
イ | 重複チェック |
ウ | フォーマットチェック |
エ | 論理チェック |
解説
(頭の準備体操)
論理チェック:データが論理的に矛盾しないかどうかを検査する。
注文が入ってから注文データを入力する関係にある。
よって,エである。
解答
エ
基本情報技術者 令和元年度秋期 問23
コードから商品の内容が容易に分かるようにしたいとき,どのコード体系を選択するのが適切か。
ア | 区分コード |
イ | 桁別コード |
ウ | 表意コード |
エ | 連番コード |
解説
(頭の準備体操)
表意コード:コードから商品の内容が容易に分かるコード。ニモニックコードともいう。
ア | いくつかのブロックに分類し,そのブロックの中で連番を割り当てる。(例)マラソンのゼッケン。海外招待選手1~,国内招待選手100~,一般参加者200~ |
イ | コードの桁ごとに意味を持たせて組み合わせる。(例)図書コード。大分類,中分類,小分類 |
ウ | コードの中に情報を表す略称等の文字や数字,記号を入れる。(例)インクの型番。XXX-BK,XXX-C,XXX-M,XXX-Y(正解) |
エ | 連番を割り当てる。(例)社員コード。001,002,003,~ |
解答
ウ
基本情報技術者 平成29年度秋期 問24
次の方式によって求められるチェックディジットを付加した結果はどれか。ここで,データを7394,重み付け定数を1234,基数を11とする。
〔方式〕
(1) | データと重み付け定数の,対応する桁ごとの積を求め,それらの和を求める。 |
(2) | 和を基数で割って,余りを求める。 |
(3) | 基数から余りを減じ,その結果の1の位をチェックディジットとしてデータの末尾に付加する。 |
ア | 73940 |
イ | 73941 |
ウ | 73944 |
エ | 73947 |
解説
(頭の準備体操)
チェックディジット:コードなどの数値列が正しいかどうかをチェックするための数値
〔方式〕(1)
〔方式〕(2)
56÷11の余りは1
〔方式〕(3)
11-1を計算した結果の1の位は0
よって,アである。
解答
ア
基本情報技術者 平成29年度春期 問23
顧客に,A~Zの英大文字26種類を用いた顧客コードを割り当てたい。現在の顧客総数は8,000人であって,新規顧客が毎年2割ずつ増えていくものとする。3年後まで顧客全員にコードを割り当てられるようにするためには,顧客コードは少なくとも何桁必要か。
ア | 3 |
イ | 4 |
ウ | 5 |
エ | 6 |
解説
3年後の顧客総数は,8,000×(1+0.2)3=13,824人
必要な顧客コードをn桁とすると,26 n >=13,824の関係にある。
26 2 =676
26 3 =17,576
よって,アである。
解答
ア