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基本情報技術者講座

★ 猫本 7-04 IPアドレス(その2) ★

基本情報技術者 平成28年度秋期 問45

PCへの侵入に成功したマルウェアがインターネット上の指令サーバと通信を行う場合に,宛先ポートとしてTCPポート番号80が多く使用される理由はどれか。

ア  DNSのゾーン転送に使用されるので,通信がファイアウォールで許可されている可能性が高い。
イ  WebサイトのHTTPS通信での閲覧に使用されることから,侵入検知システムで検知される可能性が低い。
ウ  Webサイトの閲覧に使用されることから,通信がファイアウォールで許可されている可能性が高い。
エ  ドメイン名の名前解決に使用されるので,侵入検知システムで検知される可能性が低い。

解説

Webサーバ:TCPポート番号(80)。Webサーバは,外部に公開する必要がある。

ファイアウォール:事前に設定したルールなどを基に,通信を通過させるかどうかの可否を判断する仕組み

よって,ウである。

解答

基本情報技術者 平成31年春期 問34・平成28年度春期 問35

PCとWebサーバがHTTPで通信している。PCからWebサーバ宛てのパケットでは,送信元ポート番号はPC側で割り当てた50001,宛先ポート番号は80であった。WebサーバからPCへの戻りのパケットでのポート番号の組合せはどれか。

解説

よって,アである。

解答

基本情報技術者 令和元年度秋期 問34

クライアントAがポート番号8080のHTTPプロキシサーバBを経由してポート番号80のWebサーバCにアクセスしているとき,宛先ポート番号が常に8080になるTCPパケットはどれか。

ア  AからBへのHTTP要求及びCからBへのHTTP応答
イ  AからBへのHTTP要求だけ
ウ  BからAへのHTTP応答だけ
エ  BからCへのHTTP要求及びCからBへのHTTP応答

解説

よって,イである。

解答