基本情報技術者講座
★ 猫本 6-09 データベースの応用(その1) ★
基本情報技術者 平成29年度秋期 問63
ビッグデータを企業が活用している事例はどれか。
ア | カスタマセンタへの問合せに対し,登録済みの顧客情報から連絡先を抽出する。 |
イ | 最重要な取引先が公表している財務諸表から,売上利益率を計算する。 |
ウ | 社内研修の対象者リスト作成で,人事情報から入社10年目の社員を抽出する。 |
エ | 多種多様なソーシャルメディアの大量な書込みを分析し,商品の改善を行う。 |
解説
「コンピュータの能力の向上によって,限られたデータ量を分析する時代から,Volume(量),Variety(多様性),Velocity(速度)の三つのVの特徴をもつビッグデータを分析する時代となった。」(SG29.2.46)
よって,エである。
解答
エ
基本情報技術者 令和元年度秋期 問63
企業がマーケティング活動に活用するビッグデータの特徴に沿った取扱いとして,適切なものはどれか。
ア | ソーシャルメディアで個人が発信する商品のクレーム情報などの,不特定多数によるデータは処理の対象にすべきではない。 |
イ | 蓄積した静的なデータだけでなく,Webサイトのアクセス履歴などリアルタイム性の高いデータも含めて処理の対象とする。 |
ウ | データ全体から無作為にデータをサンプリングして,それらを分析することによって全体の傾向を推し量る。 |
エ | データの正規化が難しい非構造化データである音声データや画像データは,処理の対象にすべきではない。 |
解説
「コンピュータの能力の向上によって,限られたデータ量を分析する時代から,Volume(量),Variety(多様性),Velocity(速度)の三つのVの特徴をもつビッグデータを分析する時代となった。」(SG29.2.46)
ア | ソーシャルメディアで個人が発信する商品のクレーム情報などの,不特定多数によるデータも処理の対象にすべきである。 |
イ | 蓄積した静的なデータだけでなく,Webサイトのアクセス履歴などリアルタイム性の高いデータも含めて処理の対象とする。(正解) |
ウ | 無作為にデータをサンプリングぜず,データ全体を分析することによって全体の傾向を推し量る。 |
エ | データの正規化が難しい非構造化データである音声データや画像データは,処理の対象にすべきである。 |
解答
イ
基本情報技術者 平成31年度春期 問64
ビッグデータの活用事例を,ビッグデータの分析結果のフィードバック先と反映タイミングで分類した場合,表中のdに該当する活用事例はどれか。
ア | 会員カードを用いて収集・蓄積した大量の購買データから,一人一人の嗜好を分析し,その顧客の前月の購買額に応じて,翌月のクーポン券を発行する。 |
イ | 会員登録をした来店客のスマートフォンから得られる位置データと,来店客の購買履歴データを基に,近くの売場にある推奨商品をスマートフォンに表示する。 |
ウ | 系列店の過去数年分のPOSデータから月ごとに最も売れた商品のランキングを抽出し,現在の月に該当する商品の映像を店内のディスプレイに表示する。 |
エ | 走行中の自動車から,車両の位置,速度などを表すデータをクラウド上に収集し分析することによって,各道路の現在の混雑状況をWebサイトに公開する。 |
解説
ア | c |
イ | d(正解) |
ウ | a |
エ | b |
解答
イ
基本情報技術者 平成30年度春期 午前問63
ビッグデータ活用の発展過程を次の4段階に分類した場合,第4段階に該当する活用事例はどれか。
〔ビッグデータ活用の発展段階〕
第1段階:過去や現在の事実の確認(どうだったのか)
第2段階:過去や現在の状況の解釈(どうしてそうだったのか)
第3段階:将来生じる可能性がある事象の予測(どうなりそうなのか)
第4段階:将来の施策への展開(どうしたら良いのか)
ア | 製品のインターネット接続機能を用いて,販売後の製品からの多数の利用者による操作履歴をビッグデータに蓄積し,機能の使用割合を明らかにする。 |
イ | 多数の利用者による操作履歴が蓄積されたビッグデータの分析結果を基に,当初,メーカが想定していなかった利用者の誤操作とその原因を見つけ出す。 |
ウ | ビッグデータを基に,利用者の誤操作の原因と,それによる故障率の増加を推定し,利用者の誤操作を招きにくいユーザインタフェースに改良する。 |
エ | 利用者の誤操作が続いた場合に想定される製品の故障率の増加を,ビッグデータを用いたシミュレーションで推定する。 |
解説
ア | 第1段階 |
イ | 第2段階 |
ウ | 第4段階(正解) |
エ | 第3段階 |
解答
ウ