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基本情報技術者講座

★ 猫本 6-02 データベース設計(その1) ★

基本情報技術者 平成28年度春期 問29

関係データベースにおいて,外部キ一を定義する目的として,適切なものはどれか。

ア  関係する相互のテーブルにおいて,レコード間の参照一貫性が維持される制約をもたせる。
イ  関係する相互のテーブルの格納場所を近くに配置することによって,検索,更新を高速に行う。
ウ  障害によって破壊されたレコードを,テーブル間の相互の関係から可能な限り復旧させる。
エ  レコードの削除,追加の繰返しによる,レコード格納エリアのフラグメンテーションを防止する。

解説

外部キー → 参照制約

よって,アである。

解答

基本情報技術者 平成29年度秋期 問27

SQL文においてFOREIGN KEYとREFERENCESを用いて指定する制約はどれか。

ア  キー制約
イ  検査制約
ウ  参照制約
エ  表明

解説

外部キー → 参照制約

よって,ウである。

解答

基本情報技術者 平成30年度秋期 問27

データ項目の命名規約を設ける場合,次の命名規約だけでは回避できない事象はどれか。

〔命名規約〕

(1): データ項目名の末尾には必ず"名","コード","数","金額","年月日"などの区分語を付与し,区分語ごとに定めたデータ型にする。
(2): データ項目名と意味を登録した辞書を作成し,異音同義語や同音異義語が発生しないようにする。

ア  データ項目"受信年月日"のデータ型として,日付型と文字列型が混在する。
イ  データ項目"受注金額"の取り得る値の範囲がテーブルによって異なる。
ウ  データ項目"賞与金額"と同じ意味で"ボーナス金額"というデータ項目がある。
エ  データ項目"取引先"が,"取引先コード"か"取引先名"か,判別できない。

解説

ア  (1)で回避できる。"年月日"なので,日付型に定まる。
イ  データ型の値の範囲については定義されていないので,回避できない。(正解)
ウ  (2)で回避できる。辞書を作成することで,異音同義語や同音異義語が発生しない。
エ  (1)で回避できる。"名"か"コード"を付与するので,"取引先"は存在しない。

解答