基本情報技術者講座
★ 猫本 4-02 配列(その1) ★
基本情報技術者 平成29年度春期 問4
データ構造の一つであるリストは,配列を用いて実現する場合と,ポインタを用いて実現する場合とがある。配列を用いて実現する場合の特徴はどれか。ここで,配列を用いたリストは,配列に要素を連続して格納することによって構成し,ポインタを用いたリストは,要素から次の要素へポインタで連結することによって構成するものとする。
ア | 位置を指定して,任意のデータに直接アクセスすることができる。 |
イ | 並んでいるデータの先頭に任意のデータを効率的に挿入することができる。 |
ウ | 任意のデータの参照は効率的ではないが,削除や挿入の操作を効率的に行える。 |
エ | 任意のデータを別の位置に移動する場合,隣接するデータを移動せずにできる。 |
解説
(頭の準備体操)
配列の特徴
・要素番号を指定することで,任意のデータに直接アクセスすることができる。
リストの特徴
・ポインタを変更することで,任意のデータの削除や挿入は効果的に行える。
ア | 配列の特徴(正解) |
イ | ポインタの特徴 |
ウ | ポインタの特徴 |
エ | ポインタの特徴 |
解答
ア
基本情報技術者 平成28年度春期 問6
2次元の整数型配列 a の各要素a(i,j)の値は,2i+j である。このとき,a(a(1,1)×2,a(2,2)+1)の値は幾つか。
ア | 12 |
イ | 13 |
ウ | 18 |
エ | 19 |
解説
まずは,括弧内の各要素の値を求める。
a(1,1)=2×1+1=3
a(2,2)=2×2+2=6
よって,
a(a(1,1)×2,a(2,2)+1)
=a(3×2,6+1)
=a(6,7)
=2×6+7=19となる。
解答
エ