基本情報技術者講座
★ 猫本 3-04 誤差(その1) ★
基本情報技術者 令和4年度6月免除 問2
浮動小数点演算において,絶対値の大きな数と絶対値の小さな数の加減算を行ったとき,絶対値の小さな数の有効けたの一部又は全部が結果に反映されないことを何というか。
ア | 打切り誤差 |
イ | けた落ち |
ウ | 情報落ち |
エ | 絶対誤差 |
解説
(頭の準備体操)
情報落ち:「絶対値の非常に大きな数値と小さな数値の加算や減算を行ったとき,小さい数値が計算結果に反映されないことによって発生する誤差」(AP03.1.02)
ア | 「無限級数で表される数値の計算処理を有限項で打ち切ったことによって発生する誤差」(AP03.1.02) |
イ | 「値のほぼ等しい二つの数値の差を求めたとき,有効桁数が減ることによって発生する誤差」(AP03.1.02) |
ウ | 「絶対値の非常に大きな数値と小さな数値の加算や減算を行ったとき,小さい数値が計算結果に反映されないことによって発生する誤差」(AP03.1.02)(正解) |
エ | 近似値と真値の差 |
解答
ウ